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noteを始めようと思った理由。 〜後編〜

前回の続きです。

ジャイロトニック®︎、ジャイロキネシス®︎のマスタートレーナーになって。
あ、マスタートレーナーというのは、トレーナーになりたい人たちのためにティーチャートレーニングコースを提供したり、すでにトレーナーになっている人たちに情報やテクニックの更新用トレーニングができるトレーナーのことです。


マスタートレーナーになってから、後輩トレーナーによく言われたこと。「どうしてジャイロトニック®︎、ジャイロキネシス®︎は知らない人が多いんですか?ピラティスやヨガはみんな知っているのに」


知らないものは買えません。
人は何かモノを買うとき、「あ、きょうはにんじん買わなきゃ!」とか「たい焼き食べたいな」とか、名詞がきちんとわかっているからこそ「買う」という行動をすることができます。
「なんだか背骨によさそうな動き? 運動?」って思う人ならいざ知らず、そうじゃない人にはジャイロトニック®︎︎︎とかジャイロキネシス®︎を「買う」ことはもちろん、名前を知らないのだから「存在しないもの」なのです。

「もっと知ってもらえるにはどうしたらいいんでしょう?」と後輩たちが思う気持ちはとてもよく理解できたし、マスタートレーナーとしてもっと知ってもらう方法を考えなきゃ!と思っていました。お客さまの声やこのメソッドがどういうものなのかをブログに書いていました。自分にとっても2つのメソッドを知ってもらうことはとても大切なことなので。

あるとき、ふと思いました。

「なんだかちょっと違うような・・・」

みんなに知ってもらいたい!
みんなにやってもらいたい!
そう思うと、ついつい書いてしまうのが「効果」。
からだにいいですよー。
腰痛や肩こりの緩和になりますよー。
姿勢がよくなりまーす。
いっぱいねじるのでウエストが引き締まるんだよー。

うそじゃなくて本当にそう。
これらの効果は確かにあるのです。
確かにわたしもこのふたつのメソッドのおかげで若かりし頃から悩んでいた激しい腰痛から解放されました。

でも、でも、でも・・・。
効果を伝えることがつらくなってきた。
効果は「これをやることは正しいんだ!」と言っているみたいだし、何より「正義を押しつけてる」感じになってないか、わたし?と思ったのでした。

わたしは正しいからやっているのではなく、この2つが楽しいからやっているのに。「ただしい」と「たのしい」。たった1文字しか違わないのに、
「ただしい」はなんだかちょっとだけ窮屈なのです。
そして、「たのしい」の「の」の字みたいにまるくてくるりんとしたジャイロトニック®︎とジャイロキネシス®︎をしたいし、わたしは何より「たのしい」が好き!!!!!と気がついたのでした(52歳→いま、ここ)。

というわけで、ジャイロトニック®︎とジャイロキネシス®︎は素晴らしい効果があるし、もちろんここにもそのことは書くと思います。やまもとゆきえの重要な成分ではあるので。そしてなんども言いますが、本当にからだにいいです。でも、わたしにとってそれは「たのしい」「好き」のもっともっと遠くのほうにあって、もしなかったとしても全然好きだしー。たくさんの人が知らなくても好きだし、たのしいし、それでいい。かな、と。

立場や責任も大切だけれど、まずはわたしがたのしい、うれしいことをこのnoteでは書いていきたいなと思っています。



ぜひサポートしてください。 まだまだ日本では馴染みの薄いジャイロトニック®︎、ジャイロキネシス®︎を通じて、楽しくすこやかに生きる人たちのサポートをできるように使わせていただきます。