水色の便り

通りすがり
すれ違いだったとして
何も起こらない人生
それでもいいじゃないか
この世はそんなことばかり
嘆くことじゃないさ

水色の歌声があなたの唇からこぼれ落ちる
涙なんて何処かへ行ってしまえよ

風は今日も冷たい
拳をポッケにねじ込み歩く
あいつは行ってしまったんだ
嘆く隙も与えずに
歩け歩いて疾風のごとく
空を仰ぎながら

水色の歌声があなたの唇からこぼれ落ちる
涙なんて何処かへ行ってしまえよ

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