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オンラインから始まる児童養護施設の可能性(妄想話)

 こんにちは、ゆきちかです。児童養護施設で心理職、家では父&夫をしています。“児童養護施設"の検索結果をよりグラデーション豊かにするnote作りをしています。今日もどうぞお付き合いください。

 今日はこの間ツイートしたことから膨らませる妄想話を。

突然降ってきた言葉、みたいな感じで、とりあえず口に出してみてから、「え?意味がわからん」と思ったのですが、何か感じるところがあり、呟いてみたのでした。

 最近はオンラインサロンが流行っていて、家庭でも職場でもない第三の居場所として、そしてそこから新しい働き方を見出すなど、意欲と踏み出す行動力さえ示せば新しい世界が見えるようですね。

 私は今ひとつ何をしたいか言葉になっておらず、Twitterにこぼれ落ちてくる有益な情報を拾っては「なんか素敵!」と言ってポケットにしまう、みたいな生活に留まっています。

 ただ、今回の「オンライン児童養護施設」に関しては、最近知った「コレクティブハウス※」を作る道筋と、やりたいことや得意分野を持ち寄って企画や商品を作っていくオンラインサロンのスタイルをくっつけて考えると、面白そうな匂いを発しているように思えるのです。

※コレクティブハウス
家事や育児などを共同で行うことを前提にしてつくられた都市型の集合住宅。台所や食事室,洗濯室,子供の遊び場など共用空間が設けられ,入居者間のコミュニティ重視がはかられている。スウェーデンでは公営住宅にもこのタイプが用意されている。高齢者や単身者,子供をかかえる共働き夫婦などさまざまな世帯が,それぞれ自分たちの出せる労力や資力を持寄ることで個人の家事負担をうまく軽減し合い,豊かな人間関係と共同社会を築こうというものである。コトバンクで検索したブリタニカ国際大百科事典 小項目事典より引用。

 やりたい人、興味がある人が集まって、共有したいビジョンから話し合い、参加者同士で居場所を現実世界に立ち上げる、という道筋。法律とか、資金とか、全く考えていない状態なのですが、知識やお金を持つ人と繋がって試行錯誤してけばなんとかなるのではないかな…と根拠のない期待をしてみました。

 今の世の中では、児童養護施設で働くためには、既に決まった理念と生活文化を持つ児童養護施設に就職するしかなく、社会変動に合わせて仕組みを柔軟に変化させることができる施設ならば良いのですが、考え方や生活様式が固定的な施設である場合、子どもに利益が届く前に、職員個々人の思いや考えの多くを削ぎ落とされてしまうこともあり得ます。

 固定的な施設を、またそのような施設の主要な運営メンバーの考えをより柔らかく変えることと、志と技術を持った近しい考えの人同士で集まって施設を立てることと、どちらがより早く、そして多くの利益を生むか。んー、両方やったわけでもなく、全くわからんですね!

 もうちょっと自分の作りたい場のイメージを言葉にする努力をするとして、誰かの話を聞きにいく必要がありますね。チェルノブイリツアー終えたら、交通費貯めようかなあ。

 ということで、妄想話でした。お付き合い頂いた方、どうもありがとうございました。

ゆきちかさん


自分の好きな施設に訪問して回りたいと思います! もしサポートがあれば移動費と施設へのお土産代に費やします!