見出し画像

【ワーホリ日記:Day79】初!ミュージカル観劇

11月6日(水)

昨日の怒濤の1日で体力ゲージをすり減らしたが、今日の方がメインなので頑張って起きた。

先輩と観光できるのが今日1日しかないから、11時には合流。私のおすすめでいいというので、とりあえずリバークルーズにでも行ってみるかということでビッグベンの所からクルーズ船に乗って、タワーブリッジまで行った。

そこから、お昼を食べにバラマーケット周辺へ。スペイン料理が食べたい、という話になり探して入ったお店が大正解。ロンドンで当たりレストランを引き当てた。

前菜のカボチャペースト入りのビーツのマリネや、白身魚のグリル、パエリアに至るまで全てが美味しかった。

ビーツのマリネ

その後、お買い物ツアーとして私のおすすめショッピングエリアを回る。リバティーロンドンをさらっと見て、オックスフォードストリートで、プレゼントに、と靴を買ってもらった。今月誕生日だから、甘えておくことにした。

そして、フォートナム&メイソンでも紅茶や雑貨を購入して、お土産は大満足。一度ホテルに戻って、荷物を置いてから、本日のメインイベントであるミュージカル観劇へ向かった。

今日見たのは、最新「バックトゥーザフューチャー」。日本でも劇団四季が来年公開に向けて準備している作品だ。映画を見たことはあったが、あの話をどうミュージカルにしていくのか、かなり興味があった。

結論からいうと、アイディアがすごい、舞台なのに映画を見ているように感じる演出がすさまじかった。タイムマシンのデロリアンが走るシーンでは、盆(回転する舞台)の上にある車が、背面のスクリーンの映像に会わせて回ることで、走っているように見える。さらに、舞台前面の紗幕に投影された映像により、よりスピーディーで印象的に「車が走っている映像」に見える舞台演出が最高だった。

そしてさらに、最後のフライングでロリアンの機構。アラジンでいう魔法の絨毯みたいな、空を飛ぶ機構は、舞台上で表現されると度肝を抜かれる。さらに、このとんでもない高額な機構演出を最後だけに使うあたりも、制作者のこだわりを感じた。

ロンドンで見て良かったところは、観客が舞台上のドラマに対して良く反応するということ。生の舞台をみることの醍醐味といっても過言ではない、観客の反応が舞台の演出になって、素晴らしいアクセントになっていることを身に染みて感じた。例えば、登場人物が見事結ばれたキスシーンでは、拍手喝采は口笛、「フ~!!」といった声が飛ぶ。面白いシーンではみんなが笑う。この観客の反応の演出が、果たして日本ではどうなるのかなあ、というのが少し疑問。じゃないと、多少しらけそうな雰囲気の場面もあったので・・・(四季がんばってください)

そしてミュージカルの後は、サボイホテルのバーでカクテルを頂く。先輩がバーマニアで、カクテルの歴史が深いサボイホテルにずっと来てみたかったということでお邪魔した。1杯いくらか分からない高そうなカクテルを2杯くらい飲ませてもらった。サボイホテルが発祥の、ホワイトレディーというのをのんでみた。さすがに周りの人々も、洗練された大人な雰囲気の人ばかりで少し緊張したが、普段自分だけではできない経験で楽しかった。

ホワイトレディー


いいなと思ったら応援しよう!