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踊りたい気持ちを諦めないで‼︎

“バレエは女の子がする習い事”


….なイメージがどうしても抜けないクラシックバレエ
実際私自身もそういったイメージが強いままバレエに触れつつ、幼少期を過ごしてきたワケですが…、ここ最近で結構その考えというか、イメージが良い方向へ変化してきているのではないかと感じる場面が複数ありましたので、今日はそのことについてお話していきたいと思っています(゚∀゚)

ココ最近で結構な衝撃だったのが、海外バレエ団の来日公演です。
私は観劇したのが“モーリス・ベジャールバレエ団”さんによる公演だったのですが、観劇をしてまず第一に感じたのが“ダンサーそれぞれが十人十色で個性に溢れているプロフェッショナル集団である”ということでした。

モーリスベジャールバレエ団 来日公演にて。

バレエ団って結構、バレエ団組織の上層部の作りたいイメージ像によってダンサーの好みの系統がどうしても皆、似てしまうような傾向にあるなと最近は特に感じていて….、そのせいなのかここのバレエ団からは“個性”をすごく感じた公演だったんです。
肌の色はもちろん、身長も、体型も、その人が持つ雰囲気も皆それぞれが美しく存在している。しかもその違いをお互いに認め尊敬し合っている。その格好良さはとにかく圧巻でした。中でも、最初袖から出てきた小柄なダンサーに対してそのあまりのしなやかな動きに、私の脳内では勝手に「あの女性すごくしなやか〜(゚∀゚)」と感動した場面があったんですけど、、、、
あとから気づいてびっくり。その方はなんと“男性”だったんですΣ(゚∀゚ノ)ノ
ほんっとにびっくりしました。女性と思って見ていても尚、動きがしなやかすぎて(本当にチーターみたいなしなやかさ!!!)「あのダンサー秀でてるわ〜」とか思っていたのに、まさか男性だったなんて。←その時私は、

【しなやかな動き=女性】

と脳内ですぐ考えてしまったということが何だかとても恥ずかしくなったんです。

動きの質の特徴に男女もなにもないんだ…。

と。その日から個人的にそのダンサーさんの密かなファンになりまして、日々インスタでその美しさを補給しているのです…。いやぁ、あれは衝撃だったほんと(゚∀゚)そのダンサーさんには是非その美しいしなやかさを存分に活かせる作品に出てもらいたいなーとも感じましたね。

また、バレエは基本トウシューズは女性しか履かず男性は履かないものなののですが、その考えもきっといずれ覆って、今よりももっとあらゆる場面で男性もトウシューズを履くような(男女を区別しないような)作品が増えてくるのではないかなとも感じたんですよね。
今でもトウシューズを体幹などのトレーニングとして、稽古で履く男性ダンサーも以前よりはグッと増えてきた印象ですが、それが次は舞台上で叶うのではないかと思ったりしております(゚∀゚)♡

力強く跳んで回る、そして女性をリフトしたり、ピルエットで腰を支えるたりするのが男性ダンサーだ。

という定義みたいなものはもはやないのかもしれません(゚∀゚ノ)ノ
踊りたいと思う、伝えたいと思う、テーマだったりニュアンスのモノをパフォームしていけるような世界。
バレエも時代に順応した文化にきっとなってくれると信じています♪

そして、バレエに興味を抱いた少年達に、そしてそのお母様方に。
バレエ女の子の習い事では決してありません。
“男の子だから…”と避けてしまうのではなく、ひとかけらの勇気さえ持っていれば、その一歩を踏み出せるはず♪
是非、躊躇せずお教室の扉を叩いて頂きたいと強く思います。バレエに少しでも触れることでプロにならずとも、女性思いで、ジェントルマン素敵なダンサーに成長すると思います♡

本日もお読みくださってありがとうございました(*´艸`*)♡

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