見出し画像

012|自分のふとももが嫌いな君へ|女の子はコンプレックスが武器になる(5)

女の子の顔や身体にまつわるコンプレックスについて、お話をうかがいました。というシリーズです。対談形式でお送りします。

話し手:自分のふとももが嫌いなMさん
聞き手:青山

#1はこちら

“嫌いなふとももとの付き合い方”

——なるほど!逆にこうゆう言い方はあれですけど、男の子でも女の子でもいいんですけど、なんかふともも綺麗だねとか、なんかいいねって言われたことはありますか?褒められたこととか。

「でもムッチリしてていいねって(笑)」

——これはあくまで男の子から見た意見だと、そうなんですよね。細すぎるより好意的な意見が多いんです。

「お仕事の関係上、ニーハイを穿いて、わりと丈の短いスカートを穿くんですよね。絶対領域が、いいって(笑)」

——その、あれですよね、適度に肉感があるといいって言われますよね。

「それは言われました。でもなーっていう」

——嫌いなところって、いくら褒められても今言ってくれたように、“でもな”ってなると思うんですね。じゃあ、めっちゃ細くするっていうのも、なかなか現実的じゃないと思うので、その褒めてくれる人の意見とかを、間に受けるっていうか、素直に受け止められるといいかなって思います。人からの意見って、要するに自分以外の人の代表的な意見だったりしますから、真実に近いんです。普段着る服はやっぱり、ふとももを隠す事が多いですか?

「隠します」

——ふとももっていうのは膝から上の意味ですよね?でも普段、スカートとかも多いですよね?

「うーん、ふとももは半分隠しますね」

——半分だと結構短い?そうでもないかな?

「そのくらい隠すと、自分が思ってる一番太い部分が隠れるんですよ」

——じゃあ自分が太いと感じている部分、自分の嫌いな部分っていうのがあるんですね。ふともも全体というよりも。そんな急に太くなりますか?全然そう思わないんだけどな。

「一部分隠れてると、少しだけ細く見えることに気づきました」

——なるほど、それこそ正に全身で人が見たときにふとももが細く見える幅、丈で、スカートを調整してるんだ!

「はい!」

——はーそうなんだ!なるほど。もうそれ以上スカートをあげるのは絶対に嫌ですか?

「絶対いやです。でも最近気づいたのが、もうお尻の近くまで丈を上げちゃって、足を見せる範囲を広くすると、足が長く見えていいなって。足も短くて嫌なんですよー」

——ふとももに続いて、足の長さもあるんですね。

「足も短くて嫌いで、で、いっぱい見せると足が長く見えるので、なんかふともものポテッとした感じがちょっと薄れるなって。それ最近気づいたんですけど」

——それはパンツをはくってことですか?

「パンツです。本当に際どいやつ」

——ショーパン(ショートパンツ)ってことですね?いわゆる長ズボンじゃなく?

「長ズボンでもいいです、スキニーとか」

——スキニーだと細く見えますよね。ショーパンだと、完全に今まで隠してきてた部分(ふとももの嫌いな部分)を全出しですよね。だけど、天秤にかける訳ですよね?

「足が長く見えて、ちょっとだけ細く見える、かつ足がちょっと長く見えるんです」

——足が短いと自分が感じてる部分と、ふとももが太いと自分で感じてる部分、極論どっちが嫌なのかな?

「実は本当に一昨日くらいに思ったんですけど、足が短いからふとももが嫌なんじゃないかって・・・」

(続きます)
次回は、“背が低いのは、イヤだった”

みんなにも読んでほしいですか?

オススメした記事はフォロワーのタイムラインに表示されます!