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【おやすみ前に、お砂糖ひとさじ】今の苦しさは、未来の自分からみたら財産かもしれない

先日久しぶりに会った友達と、人生で一番苦しかった時の話をしました。
私も彼も一度社会に出てから社会から離れる経験をして、その上で再度会社員をしているという共通点があったのですが、その中で"振り返ればその時期があったからこそ"という改めての発見がたくさんあったように思います。

今本当に苦しい中にいると、そんなことは嘘のように思えてしまうかもしれませんが、本日はそんな状態の方にも、少しでも先に光を感じられるようなお話が届けられたらいいなと思って書いています。

人生で一番自分が無価値に思えたときのこと

何度か書いているのですが、私が人生で一番自分が無価値に思えたのは休職していた頃のことです。
なんとなく生きづらい感覚を放置して、なんとなくの違和感を突き詰めて考えることなく転職し、自分が仕事に求めていたものと転職先とのギャップに後になって気づき、そこにそもそも自分の中にあり続けていた自分で自分がわからないこと、プライドの高さや自滅的な思考の癖などが一気に襲い掛かってきたのがその頃でした。

立ち行かなくなって休職したものの、一番つらかったのはむしろ休職中の方だったようにも思います。
何もせずただひたすら時間を消費し周りから遅れをとっていく日々に怯え、プライドが高いせいでこんな自分を知られたくなくて友達関係をほぼ切り、これから先どこにも所属できなくなるかもしれないことや履歴書が汚れるのではないかということに絶望し、そうなるくらいなら生きていない方がましだとさえ思うこともありました。

当時のことを振り返ると戻りたいとはどうやっても思えないし、できることならそんな経験はしないで生きられたらよかったなと思います。
ただそれでも、あれから2年以上経った今、その時の経験は自分の転機になったし振り返れば財産にすることができたとしっかり思えることも事実です。

無理に前向きに捉える必要はない

「あの経験があったからこそ」という話になると、無理やりにでも前向きに捉えなくてはいけないのかと感じてしまう方もいるかもしれないのですが、それは全然必要ないと私は思っています。
今辛く苦しい気持ちでいるなら、その自分の気持ちを否定したり見ないふりをするのではなく、しっかり向き合ってその気持ちを自分だけでも受け止めていってください。

物事にはタイミングもあります。
自然と前を向ける時が、弱い波だとしてもいつかやってきます。
それまでの道のりは、険しい山がいくつもあるかもしれません。
それでも一つ一つしっかり向き合って、時間をかけて乗り越えていくことで、そうしてきた過程は全て自分自身の生きる力になっていきます。

未来の選択肢はいくつもある

○○ができないからもう全て終わりだ、ということはありません。
○○ができないから△△を選んでいこうと、自分の道は自分で選択していくことができます。
その選択肢はこれまでの自分にはない道だったかもしれなくても、本当にあなたが生きやすく思える道はこれまで見えてすらいなかったその道にあるかもしれません。

自分が大切にしたいこと、生きる上で必要だと感じること、豊かな生活に取り入れたいこと、それぞれどれも、人によってあてはまるものは違ってきます。
苦しい時は自分自身についてとことん向き合って、自分を知りながら選択肢を広げていくきっかけになる可能性もある時間です。

私も一番苦しかった頃に戻りたいとはどうしても思えないし、できることならあの苦しみをもう味わいたくないと思います。
だけど事実として、振り返ればあの時間があったからこそ自分の考えていることがわかるようになったし、自分が何を組み合わせて生きていけば幸せに過ごせるのか理解できた、というのはあります。

今苦しい渦中にいる方は、難しいかもしれないもののこの先の人生に絶望しきらずに、未来の自分が今の自分に明るく語り掛けるとしたらなんと声をかけてくれるか、などを考えてみると、少し光が見えてくるかもしれません。
苦しさを超えた先の未来を信じて、少しずつ毎日を歩き続けていけるきっかけになれたら嬉しいです。

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