海外の主要レースを少しだけ

誰しも海外競馬に詳しくなりたいと思ったことが一度はあるだろう。凱旋門賞やブリーダーズカップで、JRAで馬券発売がされることがある。しかし、そのときの日本馬以外の情報が全く分からない。
そこで、出走馬の情報を調べるのだが全然情報が出てこないし、分からないのである。
少しでも、それを追えるようになりたい。

IFHAの世界のトップ100 G1レース

2022
トップ10
1.     BCクラシック 米
2.     チャンピオンステークス 英
3.     凱旋門賞 仏
4.     ロッキンジステークス 英
5.     サセックスステークス 英
6.     パシフィッククラシックステークス 米
7.     アイリッシュチャンピオンステークス 愛
7. クイーンアンステークス 英
9. メトロポリタンハンデキャップ 米
9. ジョッケクルブ賞 仏
https://www.ifhaonline.org/resources/WTGradedRanking/LWGRank.asp?batch=6

2021
1.     凱旋門賞 仏
2.     BCクラシック 米
3.     キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス 英
4.     天皇賞秋
5.     ケンタッキーダービー 米
6.     チャンピオンステークス 英
6. クイーンエリザベス2世ステークス 英
8. 有馬記念
8. ドバイシーマクラシック
10. 大阪杯

ということで、凱旋門賞やBCクラシックを除き、レーティングの高い馬が出走するかどうかの話でありこのランキングはあまりあてにならない。フライトラインが走ったからパシフィッククラシックSやメトロポリタンHの順位が上がり、バーイードが走ったからロッキンジS・クイーンアンS・サセックスSの順位が上がってしまう。ということで、私の独断と偏見により主要レースをチェックしていく。

1.アメリカ


なぜアメリカからかというと、ブリーダーズカップとクラシック3冠を考えれば良い気がしたからだ。分かりやすそう。
それぞれの特徴は今後別記事でとりあげるとして、今回は表にまとめるにとどめる。


他の国を書いてからここに戻ったらあっさりすぎた。各国ごとにまた記事を書いて見ていこうと思うのだが、その第一弾をアメリカにするので許してほしい。



2.イギリス

競馬といえば歴史が長いのはイギリスのはず。ダービーやオークスの発祥を考えたらね。もちろん、古代の繋駕競走を考えたら古代ローマの方が早いだろうが。


3歳限定戦がアツい


※は4歳以上限定

いちおう流れをつかむために、1つにまとめた。

青字は世代戦

迷って入れてない競争があったり(プラチナジュビリーSなど)、迷って入れた競争があったり(コモンウェルスカップなど)するが、やはりイギリスとして一記事で述べるべきであろう。

6月のアスコット開催は「ロイヤルアスコット開催」として、イギリス王室が5日間に渡り様々なレースを主催する。
ここで行われるセントジェームズパレスSは、3歳限定というだけでなく、なんと3歳牡馬限定だ。

秋のアスコット開催は「ブリティッシュチャンピオンズデー(の2日目)」として、QIPCOチャンピオンズデーとして行われている。2014年からの再編成でこうなった。

ダービー、キングジョージ6世、クイーンエリザベス2世S、チャンピオンSは特に賞金が高い。

後から気づいたのだが、参考程度にグランドナショナル(4月上旬・エイントリー競馬場)を入れておくべきだった。


3.フランス

凱旋門賞がありますからね。
ウィキペディアによると速歩競争の方が人気で、あとは長距離レースが重視されているらしい。特に繋駕競争でない、騎乗速歩競争はフランスほど大規模に行っている国はないんだとか。



三冠競争が少し難しい。牝馬三冠はプール・デッセ・デ・プーリッシュ、ディアヌ賞、ヴェルメイユ賞だが、ヴェルメイユ賞は古馬を含む牝馬限定競争。日本で言うエリ女。

牡馬三冠は、プール・デッセ・デ・プーラン、ジョッケクルブ賞がそれぞれ皐月(2000ギニー)とダービーにあたるのだが、三冠目が時代によって異なる。
フランス競馬は2005年の競争から改革を行い、例えばダービー(ジョッケクルブ賞)は2400m→2100mに、パリ大賞典の開催日が6月第3週から7月14日(フランス革命記念日)に、距離が2000mから2400mに変更された。サンクルー大賞は3歳以上→4歳以上に。
そのため、2004年以前はロワイヤルオーク賞(菊花賞・セントレジャーSに近い)が三冠目、2005年以降はパリ大賞典が三冠目に位置づけられる。

ガネー賞、サンクルー大賞、ムーラン・ド・ロンシャン賞なども入れたかったが、イギリスを反省してシンプルに。

あとは、速歩競争のアメリカ賞はかなり大きいイベントらしいので追加した。イギリスのグランドナショナルもここで気づいて追記した。

4.その他

オーストラリアは、コーフィールドカップ、コックスプレートはもちろん、ゴールデンスリッパーSやジ・エベレスト、ザ・ゴールデンイーグルも述べる必要があるが、オーストラリアも別記事として取り上げよう。メルボルンスプリングレーシングカーニバルやシドニーオータムレーシングカーニバルとして。



南アフリカなども本当は触れたいところ。サトノフラッグで話題のアルゼンチンや福元騎手のカナダ、柳田泰己の逝去が惜しまれ、その一方浅野一哉騎手の活躍も期待したいニュージーランドなども、パート1国であるし触れるべきだろう。
どこの国にも競馬はある。


話は変わるが、カタールで行われるエミールズトロフィー(エミールズスウォードフェスティバル・アルライヤン競馬場)に日本馬が遠征する日も近いかもしれない。総賞金が2億円近く増額され、1着賞金が日本円で2億円近くあるのだ。
サウジカップデーと日程が被るのだが、芝2400mという条件はサウジカップデーには存在しない。(ネオムターフカップで芝2100m)
ブリティッシュチャンピオンズデーで述べたQIPCOはカタールの王族が所有する投資会社なのだ。
キーファーズのブルームも、このレースを今年初戦に選んでいる。

他にも、意外と日本とカタールには縁がある。去年産駒がデビューした新種牡馬 マクマホンを知っているだろうか?
「トーセン」で知られる島川オーナーが所有しているイタリア産馬で、イタリアダービーとカタールダービーを制しているのである。


最後に

JRA様、かなりためになる。
これを見て確認していけば、8割くらいは追えるぞ!

2023年 結果一覧 海外の主要レース結果 海外競馬発売 JRA


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