見出し画像

私が懇親会などのお酒の席を2時間以内に立つ理由

仕事やプライベートで新しい出会いがあると、僕は必ず懇親会に行きます。
目的はデスクやオンラインMTGでは作ることができない、パーソナルな会話をすることで親交を深めたいからです。
ただ、その親交を深めるためにかける時間は2時間以内と決めています。
それには自分独自で決めたルールがあり、実践して行く中で最も効果的な手法だと感じているからです。

そこで今回は、私がなぜ、お酒の席を2時間で立つのか。その理由についてお伝えします。

1.翌日に支障が出るような飲み会は社会人としてありえない

まず、お互いにwin-winの関係性を構築して行く上で最も重要なのが、どちらか片方に権力が集中しないwin-winの関係性を構築することです。このような有効な関係性を築いて行く上で注意したい時期は出会った初期です。まだ関係性が浅い段階では、相手に迷惑をかけることほど関係構築を妨げることはありません。

お互いが酒に飲まれることもなく、次の日に仕事やプライベートに支障が出ないように楽しく飲める時間が2時間ということです。私の場合は、どんなに話が盛り上がり、手応えを感じていても2時間で席を立つようにしています。本当に相手が楽しく時間を過ごしていてもです。

アルコールが入っているときは、感情的な選択をする傾向が強く、それに任せることでよく失敗した経験があるだけに、自制するという意味合いでも、私は懇親会をクローズする方向へ進めていきます。

どんなに盛り上がっても2時間で席を立つことは、翌日相手がその会を振り返った時に、「タダウチさんとの会食は楽しかったなー」といい思い出として思い出してもらえたら、また次の機会をもらえるという嬉しいオプション付きなので、実践する価値は絶対にあると思います。

2.アルコールに支配された頭で集中できるのは2時間もない

思い出してみてください。
あなたは、楽しくお酒を飲みながら3.4時間過ごした会の内容を覚えていますか?それがたわいもない会話だとしたらいいかもしれませんが、今後の自分のビジネスやクライアントのビジネスと紐づくとても有益な情報交換の場だったとしたら、その内容を失うことは最大の機会損出です。

そのため、私は2時間という後ろの時間を決め、楽しみながら引き出したい話を聞き、楽しい話題を聞き(これは他の人との会でネタになるとか)、質問されたことに答えるという進行で懇親会を過ごします。

もし、誰かを紹介してほしいなどの裏ミッションがある場合は、絶対に2時間以内にその言葉を相手の口から言わせなければなりません。3〜5時間経ち、完全に出来上がった時の口約束ほど信ぴょう性の低い口頭契約はありません。

相手にも自分にも有益な時間が2時間ということです。

3.自分と相手の時間を奪っている事実を把握する

よく「楽しければ時間を忘れて朝まで飲む」という方がいますが、それって自分の欲求を満たすためで相手の本心を加味していないですよね?

もし、あなたの方が権力があり(そもそもこの例にまで行く時点で私論ではアウトなのですが)、相手があなたに合わせざるをえない場合(面と向かって断る方は良い方です)、あなたは自身の時間はもとより、相手の時間を数時間も奪っていることになります。

例えば、相手が時給1万円超えるような仕事をする方だとしたら、その方から3時間も奪うとなると…
お互いにとって良いものは1つもないですよね(酒に飲まれすぎて生産性のない懇親会になっていることを前提としています)。

それなら、その分次回もう一度時間をいただく方が、お互いにとって良い人間関係の構築につながると思うので、会を閉めた方がいいでしょう。

4.感情移入して断れない関係性は無駄

友人でもビジネスの関係でも、何かを断る決断をすることって絶対にあると思うのです。これは、十人十色という言葉があるように考え方が多様化しているからです。

懇親会で長く時間を過ごすと、相手のことを必要以上に知りすぎ、それによる感情移入から”断る”という選択肢を取れなくなる人が多いです。

私自身もそのタイプで、付き合いが長い人ほど、その人のために何かをしてあげたいと思い、その人優先の行動を無意識に選択する癖というものがありました。
それに気づき、一度に付き合う時間を制限し、関係性を崩さずに自分の判断で断る選択を取るようになってからは、ビジネスでもプライベートでも非常に良い関係性を築くことができるようになりました。

相手のことを尊重しているからこそ、断りや指摘ができると思っているので、ある程度距離感を保ちながら信頼関係を築くことができる懇親会の過ごし方を意識しています。

5.受動喫煙で早死したくない

最近は分煙や完全禁煙するような居酒屋が増えましたが、まだまだ喫煙できる場所は多いです。
洋服にタバコの匂いがついたり、飲酒+タバコの匂いで鼻呼吸ができなくなる私にとって、タバコの煙が蔓延した環境下でアルコールを摂ることは早死に(もしくは即死)を招く結果になるとしか思っていません。

そのアウェイな環境下で(もちろん相手がタバコを吸わないことを口外されている方であれば初めから禁煙居酒屋やおしゃれな個室を選択します)2時間以上も過ごすこと自体がそもそも私にとってloseな選択なのです。

健康で楽しく懇親できる時間は2時間が限界なのです…

6.まとめ

ここまで本当の懇親をするために私が心がけていることをまとめました。
2時間一本勝負は、本気で双方が楽しむためのものです。
そこには当然全力ですし、同じ温度感を引き出す努力もしています。

もし共感していただいたり、お役に立てる内容だとしたらとても嬉しく感じます。
早速今日も2時間一本勝負です。
楽しい時間になるように頑張ります!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?