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海外にいなくてもある程度英語力は身に付く

日本では小学生の時から英語学習が始まりますよね。本格的にやっているところもあれば、特別授業のような形で始まるところもあります。

そうやってほとんどの方は高校生まで英語学習をやっていきますが、英語が喋れるようになった人はほとんどいません。

これは日本の英語教育に問題があるかと思いますが、これはまた別記事で論じます。英語が話せない、それで良いと思う人と英語が話せるようになりたい、そう思う人にその後分けれていきます。

英語を話せるようになりたい人が大学に行き、手段として考えることは語学留学でしょう。現地に留学すれば否応なしに英語付けになるので、英語力を飛躍的に伸ばせると考えるはずです。

確かにそうです。現地にいるので英語力は伸ばせることができるでしょう。しかし、現地にいなくてもある程度は日本でも伸ばすことができます。それがリスニング力です。

英語耳を鍛えるのは誰でも簡単にすることができます。むしろ英語を聞き取る力は一番最初に鍛えるべき部分なので、留学が決まっていても日本にいる間は積極的にトレーニングすべきです。

じゃあどうやってトレーニングするのか。ひたすら海外ドラマを観ることです。それも字幕なしで繰り返さずに観続けることです。

海外ドラマ観ることはよくある勉強方法です。その方法は、まず日本語字幕でドラマを観て、その後同じエピソードを英語字幕で観て、最後に字幕なしで観る、みたいなやり方だと思います。

大抵の方法は同じエピソードを複数回見ることなのですが、この方法続かないです。そりゃそうでしょう。同じエピソードを何回も観るのは正直疲れます。

英語学習は絶対に楽しくなければいけません。そして海外ドラマは楽しく観れるものです。それに楽しさを抜き取るような方法は続かないし、英語学習が辛くなってきます。なので純粋にドラマを楽しむ形でやるべきです。

そして僕がおすすめする方法は、挙げたように字幕なしで普通に観続けることです。

おそらく字幕なしでいきなり観るのは嫌な方も多いかもしれません。折角の海外ドラマを字幕なしで観ても訳分からずに終わってしまうんじゃないだろうかと思いますよね。

それでも続けて観てください。まだ映像がある分全然分からないなんてことはないはずです。

観るときのポイントは集中して聞き取ろうとすることです。流し聞きはダメです。何を言っているか、聞き取ろうとすることが大事です。たとえ単語が分からなくても、音に集中してください。

なぜこれが必要かというと、正しい音を理解するためです。日本人は読み書きから英語を学ぶので、音を知らないのです。

First of allという英語を日本人は「ファーストオブオール」で理解しているのです。しかしネイティブは「ファースタヴォール」です。こちらが正しい音です。

この正しい音を知らなければいつまで経ってもネイティブが何言っているか聞き取ることはできないのです。そしてそれは英語耳を作ることで初めて可能になってきます。

日本語字幕や英語字幕があると、どうしてもそちらに意識が集中しちゃって英語を聞き取ろうとする集中が欠けます。なので字幕なしが有効的なのです。

僕は1ヶ月半ほど、プリズンブレイクを字幕なしで観続けました。1日3、4時間ほど毎日続けていました。すると、知らない間に音が自然と聞き取れるようになり、ネイティブが何を話しているか理解できるようになりました。

正しい音を聞き取ることができれば自分の発音も正しくなるので、一番重要なトレーニングです。海外にいなくてもできてかつすべき練習方法なので、ぜひ挑戦してください。

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