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自分探しで世界旅するのはちょっと待って

「この先どうやって生きていこう」「将来どうしたいんだろう」「自分がしたいことってなんだろう」、こういったことを考える経験みなさんしてきていますよね。

特に20代の若い世代に多いかなって思います。これから先まだまだ続いていく将来でありながら、若いからこそできるという特権が近いうちに失われてしまうプレッシャーがあるので、将来について真剣に考えてくるようになります。

でも考えれば考えるほど見えなくなってくることありませんか?難しいんですよね、自分のことを考えるのって。

だからこそ自分が何をしたいか、どうなっていたいか、それを見つけるための方法は世の中にたくさんあります。その中でも、自分探しの旅をするっていう選択肢は聞きますよね。

「知らないことが多いからもっと多様な価値観を付けなければ」と思い世界を回る人がいます。確かに世界中を旅すれば多様な価値観に触れることができるので自分の視野が広がるかもしれません。

学生のうちなら自分探しのために世界中を周るのはまだ良いかもしれませんが、社会人になってから、大学を卒業してからしようとしている人は、ちょっと待って欲しいです。

果たして世界中を回れば自分がどうなりたいか本当に見つけれるのでしょうか?価値観が変わるのでしょうか?その保証はどこにあるのでしょうか?

正直、世界周っても自分探しができる保証なんてどこにもありませんし、そもそも自分がしたいことは違う方法で見つけることができます。僕は違う方法で見つけました。

どうやって見つけたのかは長くなるので違う記事で書こうと思いますが、簡潔に述べると「多様の経験」「自分を知ること」「適した本を読むこと」になります。

別に難しく考える必要はなくて、シンプルにカジュアルな気持ちでやっていけば、必ず見つかります。最終的に気づくのは本を読んだ時に気づき答えを出すのですが、そのために経験と自分について理解していることが必要なのです。

多様な経験をすべきだからこそ世界中を旅するべきだと思う方がいるかもしれませんが、それは必要ありません。多様な経験は国内で十分できます。というより、ここでいう多様な経験はそれまでの人生における経験がベストです。

体育祭を盛り上げるためにひと工夫したり、スポーツに誰よりも取り組んだり、アルバイトでお店の売上向上施策を作ったり、スタートアップで働いてみたりと、社会人になるまでに多様な経験を真剣にやっておくのがベターです。

世界中旅する時間があるなら国内で挑戦できることに熱心に取り組むべきです。社会人であれば自身の仕事の幅を広げて働きまくるべきです。

僕の周りにも仕事や旅行で世界中を周っている人はいます。その人たちは「世界周っても価値観なんて変わらないよ」と良く言っています。

自分探しの旅に出ようかなと思っている方はいま一度冷静に考えてみてください。いま自分にできることを先にやってみても良いのではないでしょうか。


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