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まったくの素人でも、手作りで音楽アルバムはつくれるし、売れる




アルバムCDをつくるのって
ハードルが高いですよね。


CDのプレスをするだけでも
だいたいが100枚以上からの注文で
5万円以上するし、
5枚から作れるところでも
1枚あたり1,500円くらいになる。


さらに、
ジャケットのデザイン代に
梱包用品代も上乗せされる。


そうすると、原価が、
ああああ!


でも、
50枚くらいの少ない枚数で
つくっても、
1枚あたり350円程度ですむ
方法があるんです。


それが、手作り!


つまり、
すべて自作するってことです。


これなら定価をを安くできるので、
心理的な負担がなくなります。




もちろん、
デメリットもあります。


まず、めちゃくちゃ
時間と手間がかかります。


そして、
市販のCDのような
うつくしい仕上がりにはなりません。


ジャケットのデザインも
めちゃくちゃかっこいいものは
つくれません。


専門家ではない自分が
つくるのですから、
それなりの出来になります。


なので、大規模な販売会だと
他のブースとくらべて
見劣りするので、
不利になるでしょう。


それでもいい、
逆に、それが味があっていい。


今回の記事は、
そんな風につくりたい人向けの内容です。




それではまず、
実物をご覧いただきましょう。


こんな感じのができます。

おもて面


なか


意外と手作り感が強い感じには
なってないとおもいます。


とはいえ、
これがブースや実店舗の店頭に並んだら、
他の作品とくらべて見劣りしちゃいますし、
他とデザイン性や形が違うので、
お客さんに違和感を持たれて
手を伸ばしてもらえないこともあるでしょう。


あなたはどうおもいますか?




でも、店頭に並べても
他と見劣りしないようにして
売る方法はあります。


それが、ネットショップ


これならジャケットを
載せるだけでいいので、
だいぶ気楽です。


どういうふうに見えるかは
実際に見てもらった方が早いでしょう。


あとは、
販売する対象(ターゲット)を
絞るのも手です。


つまり、
こんなふうに手作り感が
つよい作品だということを、
あらかじめ宣伝しておいて、
その人に買ってもらえるように
工夫するわけです。


販売のしかたはいくつもあるので、
自分に合った方法を探してみてください。


それでは、アルバムCDの
つくり方を説明していきます。


準備はいいですか?




すべて手作りでアルバムCDをつくる方法




0.絶対に必要なもの


CDへの書き込みができるCDドライブ

https://www.biccamera.com/bc/i/topics/osusume_external_dvd_drive/index.jsp


これがないと、
音楽CDをつくれないので
アウトです。


ないなら、買うか、
手作りを諦めて
CDプレス屋さんに頼みましょう。


あと、

ジャケットを印刷するプリンター


ほぼ必須です。


ない場合は、
すべて手書きすることになります。




1.作曲する


まずは、作曲です。


曲がなければ、
アルバムCDはつくれません。


なので、つくります。


曲調によって曲のつくり方は
変わります。


本物の楽器を使って
つくる人もいれば、
パソコンを使って
つくる人もいるでしょう。


なので、この説明はしませんが、
パソコンを使ってつくる人向けに
作曲ソフトウェアの話を
しておきますね。


Macだと、
無料のGarageBandという
ソフトだけで作曲できます。


使える楽器もいい音をしてるので
おすすめです。




Windowsを使っている場合だと、
無料のソフトウェアはCakewalkです。


有料ソフトウェアだと、
FL studio。

https://www.soundhouse.co.jp/material/imageline-flstudio/index.php


癖が強い有料ソフトなのですが、
いい音のする楽器が
無料で入っています。


あと、有名どころだと、
作曲者には
Cubaseが人気のようです。


使ったことがないので、
入ってる楽器の音や、
使い心地まではわかりません。


申し訳なし。




2.ジャケットをデザインする


次は、デザインです。


まず、ジャケットの
おもて面とうら面を考えます。


おもて面はアルバムの顔とも
言える場所になります。


なので、
基本的には手に取りたくなるような
デザインがいいと思います。


楽にデザインするなら、
Canvaがおすすめ。

https://www.canva.com/ja_jp/


デザインセンスがなくても、
質の高いものを
簡単に作ることができます。


ただし、注意点があって、
素材ごとに商用利用の規約があるので、
それを確認する手間が発生します。


僕は、それが面倒だったので、
パステルで絵を描き、
イラストレーションソフトで
自作しました。

ジャケットのおもて面


ジャケットのうら面


デザインは、既存のものを参考にしつつ、
自分のイメージに合う形につくりました。


かなり手作り感がつよい印象を
うけます。


だけれども、
宣伝するときに
それを売りにするつもりなので
無問題です。


こんなふうに、
自分でイラストを描ける場合は
自分で描くといいです。


でも、描けないなら、
Canvaを利用するのが無難です。




3.CDラベルをデザインする


これは、しなくてもいいです。


でも、
したほうがかっこよくなります。


作り方は、
ジャケットのデザインの時と同じです。


自分で描くか、
Canvaでつくりましょう。


ちなみに、
ラベルの印刷ができる
プリンターがないと
CDのラベルをつくることが
できないので、
そこは注意してください。

真ん中部分が円の形に削れることを頭に入れて配置します




4.材料を集める


アルバムCDをつくって
販売するのに必要なものを
そろえます。


必要なものは、次のとおりです。


アルバムCDをつくる材料

  1. 空の音楽用CD-R

  2. スリムCDケース

  3. CDジャケット用紙

  4. スリムCD用のOPP袋


販売するときに必要なもの

  1. 緩衝材入りの封筒

  2. ラベルシール

  3. 緩衝材


これだけです。


なぜ、
スリムCDケースなのかというと、
デザインや作業の手間が
省けるから。


ジュエルケースといわれる、
一般サイズのCDケースで、
市販のアルバムのようなことを
しようとすると
ものすごく手間がかかります。


帯をつくる必要があったり、
CDがハマっている部分の裏にも
ジャケットが必要だったり。


5枚程度なら
できないことはないですが、
50枚つくる場合は
やってられません。


なので、見栄えがやや悪くなりますが、
ネットで販売するなら特に問題はないです。


なので、
スリムケースでつくります。


これを、
必要な数だけ
用意しましょう。


ちなみに、50枚分の材料費は
全部で15,000円くらいかかりました。


プレス屋さんにたのむより
全然安いですね!


素敵!


それと、注意が一つ。


CDラベルを印刷する場合は、
ラベルに印刷ができるCD-Rを選びましょう。


そうじゃないと印刷できません。




5.作曲したものをCDに書き込む


CDに作曲した音楽ファイルを
書き込みます。


書き込むためソフトは、
こちらがおすすめです。


ダウンロードの仕方から、
インストールの仕方、使い方は
上記のサイトに書いてあるので、
それを見ながらが操作してください。



6.CDラベルを印刷する


音楽データを書きこんだCDのラベルに
デザインしたCDラベルのイラストを
印刷していきます。


詳しい印刷の仕方は、
各プリンターの説明書を読んでください。




7.CDをケースとOPP袋に入れる


音楽データを書き込んだCDを
ケースに入れます。


このとき、
ケースやCD、OPP袋に
指紋がつかないように
手袋をつけて作業をすると
いいでしょう。

天然ゴム製の使いすて手袋


僕だったら、
せっかく買ったCDのケースに
指紋がついてたら萎えるので、
手袋で指紋がつくのをふせぎます。


これでアルバムCDは完成です。




8.販売する


あとは、
通販サイトに商品を登録をして、
宣伝をして、
手に取ってもらうのを待つだけ。


販売サイトの例


注文を受け、
入金を確認したら発送します。


ただ、
今は販売を始めたばかりなので、
梱包のコツとかはわかりません。


なので、
注文を受けて発送したら、
そのコツを記事にするので、
そちらをご覧くださいませ。




おわりに


アルバムCDの自作と販売の流れは
こんな感じです。


もちろん、
時間と手間はとてもかかります。


一枚一枚CDを書き込むのも、
ラベルを印刷するのも
印刷したジャケットをミシン目に沿って
切り離していくのも、手間です。


でも、
自分の手でひとつひとつ作品を
形にしていくこと、
形になっていく様を楽しめると、
とても有意義な時間になります。


僕は今回はじめて
アルバムをつくりました。


かなり前から興味があったので。


でも、なかなか
腰が上がらなかったんですよね。


理由はいくつかあって、


冒頭でおつたえしたとおり、
まず、初期投資が高すぎること。


プロに自分のつくった作品を
送るのが恥ずかしくて、
気後れしていたこと。


でも、
手作りすることで、
この問題と対面することなく
アルバムCDをつくれました。


ぜんぶ手作りにすると
手間ひまはかかるけど、
心理的な負担はかるいです。


リリース日を決めていなければ、
自分のペースでつくれるし、
途中で他の曲に
さしかえることもできます。


なので、
なかなか
重い腰を上げられない方は
ぜひやってみてください!




というわけで、
けっこうざっくりと
説明させてもらいました。


なので、
きっとわからないところが
いくつかあると思います。


なので、そのときはコメント欄などで
質問していただければ
わかる範囲でお答えします。


お気軽にどうぞ!


みがき屋ゆーきでした!
まったね〜👋





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