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海外で日本語教師をするということ(7)待遇編

今までは、私が感じてきた仕事のしづらさ、大変さにスポットを当てて書いてきましたが、今回は待遇について書きます。「受け取る」給与以外の面では、学校で働くだけあって結構恵まれているのかなと思います。

1.住まい

外国人教師になると、多くの学校では学内の部屋に住むことができます。(家賃が無料かどうかは学校による)私が今までお邪魔してきたお部屋は、10校足らずですが、そのほとんどのお部屋が2LDK、狭い場合でも1LDKでした。家族で住めるような配慮になっているのでしょうか。

東京では、古くて狭い1Kしか住んだことがなかったので、とても嬉しかったです。ただ汚さや不便さには目をつむりましたが(笑) シャワールームの床は、オレンジ色に変色していて、シャワーも長く使うと水になる、とか。

光熱費・水道代も無料なので、時間があるときは好きなだけ料理を楽しんでいました。「節約」に囚われていた私を解放してくれました。

2.イベントごとのプレゼント

中国の祝日があるたびに、主に食べ物の支給がありました。自炊をしない先生は、現物支給より現金支給!と言っていましたが…私も現金の方が嬉しいです。笑

月餅、お米5キロ、油5リットル、卵30個、饅頭20個、醤油、酢、野菜…うん、食べられない(笑)

3.格安で食べられる教員食堂

昼だけ開いているところが多いのですが、教員専用の食堂があります。食べ放題で、一回5元(75円前後)と激安です。普通の食堂では15元程度で、それでも安いですが、教員食堂には敵いません。

料理は、基本的に全部ローカルフードです。大食いの人にとってはたまらない環境だと思いますが、私は教員食堂で欲張っていたら激太り。。。お昼は教員みんながここに集まることもあって、交流の場ともなっています。

4.無料で使えるジム

学校、もしくは寮に併設されているジムの使用料が無料です。私のところは教員専用ジムがあったのですが、利用者がおらず貸切状態で使えていました。

大気汚染の問題もあり、なんとなく外での運動は…と思っていた私ですが、ジムが使えるとわかってからは、授業後ジムで汗を流してスッキリしていました。

5.まとめ

海外、特に中国などで日本語教師をすると、手取りは少ないかもしれません。私の月収も大学生時代のバイトと同じ程度でした。

現地に馴染み、現地レベルでの「普通」の生活をしていたら、自分次第で日本にいる時よりも貯金もできる環境です。


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