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世界中の国旗を暗記してみた


夏休みの中盤に差し掛かった頃、僕はコロナに罹った。
2~3日で熱も引いて元気になったが10日間は外出禁止で
非常に退屈していた。


最近は「みんなで◯✖早押しクイズ」というアプリにハマっていた僕は、
いろんな雑学を暗記する趣味がある。


この暇な時間を利用して世界中の国名と国旗を覚えることにした。
ある程度の国は知っていたつもりだったが、アフリカの小さな国や、
中東の国々は知識が追い付いていない部分も多かった。


どうせなら国旗だけでなく、その国の位置も一緒に覚えた方が効率がいいし、後から役に立ちそうなので地図帳を引っ張り出してきて次々に暗記していった。


ある程度覚えた後は何度も復習を繰り返して頭にインプットした。
その後は知識が出てくるか何度もアウトプットして練習した。


お風呂では頭の中で地図を思い浮かべて順に国名を言ったり、
国名を一つ挙げて国旗が頭の中で連想されるかのチェックをした。
寝る前は世界地図を広げてそこに記載されている地図と国旗を徹底的に頭に叩き込んで就寝するのを繰り返した。


約1週間で国連加盟国数の196か国の場所と国旗を暗記できた。
自分の暗記力もまだ落ちていないことを実感して少し得意げになった。

なにかを覚えようと頑張るのは楽しいし、実際知識がついたら昔の自分よりレベルアップした気がする。この感覚が楽しくていつも無駄なことまで覚えてしまうことがある。


今回、国旗を暗記して見て感じたことを述べる。
まずは自分がほとんど聞いたことのない国が複数国出現した。

例えば…
ガイアナ、スリナム、バルバドス、コモロ、エスワティニ、レソト、
アンドラ、オマーン……

普段の生活の中では中々お目にかからない国が多数存在した。
同時に自分の知らないことってまだまだこんなにたくさんあるんだと
自分の無知にも気づくことが出来た。


知らない国があれば、検索をかけてどんな国でどんな産業や観光が盛んで、
どんな特徴を持つ国なのかを調べたくなる。そうしていくうちに自然と幅広い知識が身につくし、物知りになる。


その習慣をつければ人間関係にも応用できると感じる。
自分が知らないからと言って相手の意見を踏みにじって自分の意見を押し通したりすることが無くなり、相手の意見をまずは肯定して自分の考えに誤りはないか再確認し、相手の気持ちを尊重する気持ちが養われると思う。


また、勉強することの醍醐味は「自分の無知に気づくこと
だと信じて止まない。自分の無知に気づくことで、
相手と会話する時に持論に固執することはなくなるし、
まだまだ人生は一生勉強だと前向きに捉えられて頑張る意欲が出てくる。


自分が無知だと気づけると、まだまだ勉強が足りないと感じて
傲慢になることもないし、たくさん自主的に勉強することで知識がついて
いろんな意見や考えの人を受け入れる心の広さが形成される。



こんなにメリットがあるから何かを勉強したり暗記したりするのはやめられない。自分の好奇心の赴くままに勉強できるから勉強が勉強でなくなり、
とにかく楽しくてしょうがなくなる。

楽しいから自主的にどんどん深掘りするし、無意識のうちに反復するから
いつのまにか記憶が定着している。その知識で心の許容範囲は広くなるし、
他人との会話でも豆知識を交えて楽しく会話が弾むし、自分はレベルアップした気になるし、いいこと尽くしだ。

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よく巷では頭のいい人は記憶力が良くて、
一回見ただけで全てを覚えてしまうと言われるが、
そんな超人的な才能を持つ人はごく僅かで、
その他大勢の人は何度も復習してアウトプットを繰り返すことで
しか知識を定着できないと思う。



言い換えれば、どんな凡人であれ何度も繰り返せば必ず覚えられるし、
何度も復習することで長期的に暗記することは可能であることを
身をもって実感した。


人間誰しも好きなジャンルの知識は自然と覚えられるし、中々忘れないものである。好きなゲームのキャラクターは鮮明に覚えているし、大好きな漫画に出てくるセリフや場面は脳裏に深く刻まれている。


「好きなことって偉大だなあ」って思う。
知らぬ間に覚えられて忘れないってどう考えたって羨ましいよね。


それを勉強に活かせられたらどんなに有利だろうっていつも考えてる。
どんなに難しそうな勉強でも、どんなにつまらなさそうな話題でも
無理やりにでも楽しさを言い出そうとしてみる
何か自分の好きな趣味との接点はないだろうか
などと一度は「興味を持てないそれ」に真摯に向き合ってみる。


なあんだそういうことか
一度勉強してしまえばそんなに難しいものでもなさそうだ
案外これって楽しいじゃんか~
そんな気持ちが芽生えたらこっちのものだ(⌒∇⌒)



どんなことでもいいからまずは自分の興味のあるものを徹底的に調べて
暗記して詳しくなってみる。誰かにそのことを話してみる。
詳しいね、よく知っていて尊敬するなどと言われるとたちまち
嬉しくなってもっと詳しく知ろうと思い始める。


そんな些細なことから勉強が好きになって、学校でのテストや
資格勉強などを自主的にやり始めるようになる。
ひいては勉強自体が好きになり、読書を始めたり
なにかを暗記したりするのがゲーム感覚で楽しくなり
勉強することにのめり込む

そのプロセスを経て学ぶことが好きになる(^▽^)/


今日はこのへんで!


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