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水俣。

石牟礼道子さん著『苦界浄土』読了。

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九州に住んでいて、水俣からもそんなに遠くないのに、水俣に行ったこともなければ、水俣病のこともよく知らないことを、この本を読みだして痛切に感じ出した。

コロナ第二波が来るやも…と報道される中、居ても立っても居られず車飛ばして一路水俣へ。結論から言って、行ってよかったです(ほぼ丸一日、水俣病資料館で過ごした)。

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水俣病の爆心地と言われる、もっとも汚染の酷かった海域を、パカっとフタするように埋め立ててるんだね(文字通り "臭い物に蓋" )。
そこに、慰霊碑や公園、競技場、道の駅などを作っている。心機一転、水俣市のイメージを明るくしたい行政(及び一部の市民の方々)と、水俣病患者やそのご家族、ご遺族、関係者の方々との相克が感じられた。

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こんな大変な題材を作品として扱う必然性も器量も僕にはない。ただ、人として知っておかねばならないことだと、行ってみて強く思わされた。『苦界浄土』は、辛くおそろしいが、なぜだか美しい読み物だった。

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うまくいかなくてもやめない

ARIGATO!
映画監督/ドキュメンタリー映画「まちや紳士録」(13)「人情噺の福団治」(16)東京・名古屋・大阪他で劇場公開/"にっぽん三部作"三作目「おれらの多度祭」(20)スペイン マドリッドインディーフィルムフェスティバル、大阪 門真国際映画祭 入選/初長編劇映画準備中/福岡県八女市在住

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ローカルで活動する映画監督の制作と日常2020

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