
cinema, local, emotional 004
妻と小さな会社をするという働き方を選んでいるので、福岡では妻の店「えほん屋・ありが10匹。-books&coffee-」を手伝っていることが多い。と言っても店で接客をすることはほとんどなく(ごくごくたまにあるが)、イベントの企画を立てたり、チラシ等の販促物を作ったり、何かを運んだりとか、そんな感じである。
以下は、年一回開催している、大切に育てているイベント「michikusaの会」のチラシ。
一回目は、博多どろんこ保育園の理事長に来ていただいた。今回は、うちの店の先生のような存在にあたる方に来ていただく。
子どもに関わることで、現代社会では後回しにされがちな、でも必要不可欠なことを、道草でもしていただくような気持ちで再確認していただけたら…と思っている。よかったらぜひ。体に優しく美味しい料理も併せてどうぞ。
さて、長編劇映画のプロデューサーからメールがあり、協力を打診していた方から以下の返信があったとのこと。
「今シナリオ読了いたしました。ちょっときました。この小さな物語が、(筆者割愛)や(筆者割愛)の風景の中で展開されたら、どんなに素敵だろうと思いました。是非お手伝いさせてください。」
ありがたい言葉である。
僕の二作目の映画「人情噺の福団治」無論、作品に対し後悔は無いが、反省するとすれば、作品を製作し公開していく母体となるチーム作りが拙速に過ぎたのかな、と思う。
そういったものと作品は無関係だ、と考えていた浅はかな時期もあったが、滋養たっぷりの土からたくましい植物が育つように、良い曲でも良いバンドが演奏せねば魅力が半減するように、チームの状況が作品に反映されないはずがないと今は思う。
次の長編劇映画は、二作目に足りていなかったことにしっかり時間をかけ進めることができている。良い芽を吹かせられるよう、良い土を育てていきたい。
ちょっと物寂しい福岡八女の光景たち