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cinema, local, emotional 023

昨日『ターミネーター ニューフェイト』イオンシネマ桑名にて鑑賞。
(以下、これから鑑賞される方は読まないでください)

・20:20〜の回、客席は2〜3割の埋まり。
・小学生の時、今は無き四日市スカラ座で超満員の客席で、父親とT2を観たのを覚えている。
・映画というものの存在が、この30年弱で人々にとってまったく違うものになったんだな、と感じた。まだ封切り2日目だぜ?
・作品に対しては、まったくノレませんでした。つまらなかったです。
・ターミネーター3はつまらなくて、4は観ていない。ジェニシスは楽しく観た。
・今回の『ニューフェイト』を正当な続編みたいに推してるけど、ターミネーター・T2・ジェニシスの三作があればこのシリーズはもうよいのではないか?
・ひとえに、ティム・ミラーって監督に才能がないのに尽きると思います。
・回想多すぎ。映画の流れが止まる。回想が入ることで理屈では人物の過去や想いが分かるけど、それはあくまで「説明してる」にすぎないわけで。説明されてると気づいた観客はスーッと映画から離れてく。
・テレビサイズのMTV画面に興ざめ。マイケル・ベイほどアホに突き抜けてるわけでもなく、中途半端。
・ヒロインのメキシコ人の女性にあまり魅力がないのも辛かった。ヒロインの、映画を引っ張る力が弱かった。てか、彼女を起用した人間(監督?プロデューサー?)が悪い。彼女は頑張ってた。
・アクションもCG目くらまし演出ばかりで、アガらなかった。
・敵キャラも、T2のロバートパトリックの印象があるから、どうしても二番煎じに感じてしまう。それにT2からこっち、マンガ「寄生獣」などもあり、あのような攻撃をしてくる敵は目新しくないんだよね。
・画作り、アクション、テンポ、演技。T2とすべてが違いすぎる。フィルムでリスクを背負って作っていた時代と、デジタルでリスクが軽くなった時代の違いだろうか。
・マッケンジー・デイヴィスが良かった。リンダハミルトンよりシュワより良かった。
・つうか、それも、マッケンジーの役が複雑な感情を表現する設定で、役に彼女が一生懸命ぶつかったから。
・それに比べてリンダハミルトンとシュワの役は、そもそも設定がペラい。安手のメロドラマ以下。活きようにも、役者が活きるわけがない設定。やはり監督の責任。
・キャメロン、あなたが撮れよ。中途半端な立場で関わるんじゃないよ。

素晴らしい作品の場合は、夢中になって観ている間に
映画は終わってしまっているが、酷い作品は観ていていろいろ考えさせてくれる。作り手としては、酷い作品と出会い「なぜこんなにつまらんのか」と考えたり、自分を振り返ったりする方が、案外身になるものは大きいのかも。映画ファンの方は、観に行かなくてもよいのかな。


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金はないものが出すものぢや。あるものは出さん。

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映画監督/ドキュメンタリー映画「まちや紳士録」('13)「人情噺の福団治」('16)を監督。東京・名古屋・大阪ほか各地で劇場公開/"にっぽん三部作"の三作目「おれらの多度祭」('20)が今年完成/初となる長編劇映画を準備中/福岡県在住/三重県 多度ふるさと塾 世話人

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