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SE女子がわかりやすく解説!進捗管理のツール【ガントチャート】

システムエンジニアとして20年、
その間、プロジェクトマネジメントを約15年ほど続けた中で、
プロジェクトの進捗管理をするためのツールをいくつか使用していました。

進捗管理をするツールとして

・ イナズマチャート
・ ガントチャート

をご紹介します。

イナズマチャートについては、コチラをお読みください♡


プロジェクトを管理する要素

プロジェクトを管理するためには

・ 計画
・ 進捗
・ 作業系統化
・ コスト
・ リソース(人、物)
・ 時間
・ リスク

の要素が必要と言われています。

現場の人間が特に意識していかないとならないのが
計画と進捗、時間
です。

計画と進捗をどのように把握し、
計画と進捗をどのようにプロジェクト内で共有し、
いかに計画通りに進めていくのか

プロジェクトの成功に関わってきます。


進捗を管理するツール【ガントチャート】

【ガントチャート】を
聞いたことある人もいるかと思います。
初めて聞くという方もいるかもしれません。

【ガントチャート】とは
各作業や工程を完了日で管理する、棒グラフのようなものです。

画像1


ガントチャートの具体的な例

ガントチャートの見方を具体的に説明します。

作業項目を一つ一つ書き出します。

画像2

それぞれの作業について、開始日と完了日を設定します。
担当者の欄がある場合もあります。

作業期間を棒グラフのように表します。

画像3

誰がどの順番に作業を進めていくのかがわかります。


ガントチャートのメリット

ガントチャートのメリットと言えば、
作業項目の順序、関連性がわかりやすい
ということです。

作業項目の順位、関連性とは
作業Aが終わらないと作業Bに進めない
作業Cは、細かく作業をわけると作業Dと作業Fになる
ということです。

ばらばらに思い付きで作業を始めるのではなく、
順序立てて作業に取り掛かることができます。

ガントチャートのデメリット

ガントチャートのデメリットとして挙げられるのが、
完了期日からスケジュールを引いてしまい
実際の作業にかかる時間が無視されがち

といことがあります。

期日から逆算で予定を決めるので、
実際は5日かかるであろう作業も、3日で完了する予定として
スケジュールを組み立ててしまうということが起こりやすいです。


ガントチャートがよく使われる理由

そうは言っても、やはり、進捗管理のツールに
【ガントチャート】が使われることが多いです。

・ やるべき作業が網羅されて見えるので、抜け・漏れに気づきやすい
・ 全体のスケジュールが把握しやすい
・ チームで作業する際、他のメンバの状況がわかりやすい

などのメリットがあるので、
【ガントチャート】は進捗管理のツールとして使われることが多いです。

複数人のチームでの作業や数週間、数か月での作業の場合、
【ガントチャート】は、各作業の状況が確認しやすくなります。

システム開発の現場では、【ガントチャート】を使用することが多いです。


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