28日のファンダメンタルズ

・東京見通し
ドル円は、米中対立激化が冷戦や国交断絶につながる懸念や新型ウイルス感染拡大を受けたリスク回避地合いで続落が予想される

・リスク回避材料
1.米中対立激化懸念 冷戦あるいは国交断絶の可能性
2.FOMCでのフォワードガイダンスの強化 
3.為替報告書で中国を為替操作国に認定 昨年8月5日にトランプ政権は対中制裁関税第4弾と中国の為替操作国を認定した。今年は、4月に公表予定の為替報告書の発表が遅れており、そろそろ発表されるのではないかと警戒されている
4.米大統領選への警戒感 新型ウイルス感染拡大や黒人差別抗議デモの拡大を受けて、11月の米大統領選での再選が危ぶまれている。バイデン氏は増税を公約としており、NY株式市場の下落懸念が警戒されている

・リスク選好
新型ウイルスに対するワクチン開発
トランプ政権のコロナ経済対策第4弾

・20:00 ドル円軟調
東京市場や欧州序盤での戻りが鈍かったことで売りが優勢となった
時間外の米10年債利回りが低下に転じたこともドルの重し
一時105.15円まで値を落とした

・24:00 ドル円さえない
ダウ平均が一時190ドル下落したことなどを受けてリスク回避目的の円買いが先行
一時104.96円と3月13日以来の安値を付けた

・04:00 ドル円もみ合い
24時前の下押し後は下げが一服し、105.10円台でのもみ合い相場が続いている

・FRBは中小、中堅企業に対する緊急資金支援策について、期限を9月末から12月末まで3か月延長すると発表
→ドル売りを誘った


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