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次の映えスイーツ!?ルーマニアのドーナツ『パパナシ』

私は2022年8月、ルーマニアの首都ブカレストに1か月ほど滞在していました。他のヨーロッパ諸国とは一味違う独特の雰囲気があるブカレスト。そんなブカレストで見つけたルーマニアのドーナツ『パパナシ』について、今日はご紹介させていただきます。

■パパナシとは

パパナシとはルーマニアや隣国モルドバの郷土菓子で、揚げたてのサクサクドーナツにサクランボのジャムや生クリームをたっぷりかけ、さらにドーナツの穴部分にボール型のドーナツを乗せたカロリーお化けスイーツです。パパナシという名称はラテン語のpappa(子供のための食べ物)が由来とのことです。

■パパナシはどこで食べられるの?

パパナシは主にルーマニア料理を扱うレストランでいただく事が出来ます。ブカレストの中心街にはたくさんのレストランがありますが、全てのレストランで提供されているかは微妙なところなので、ブカレストを訪れる際には事前にお調べください。

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またスーパーマーケットやケーキ屋さんなどでは、あまり販売していないイメージです。大きなドーナツとたっぷりのソース&生クリームはあまりテイクアウトには向いていないのかもしれません。またブカレストではたくさんのカフェがありますが、こちらでもパパナシを見かけたことはありませんでした。どうやら『コーヒーのお供』という訳でもなさそうです。しかし、絶対にブラックコーヒーや紅茶との相性は良いはずです。

■パパナシを食す

私は滞在2日目にルーマニア料理のレストランへ行きました。パパナシがまさか凄いボリュームとは知らずに、メインデッシュとサラダ、さらにデザートとしてパパナシを注文しました。しかし、食後に出てきたパパナシに衝撃を受けます。2つの特大ドーナツにボール型のドーナツ。さらにその上からたっぷりのジャムと生クリームが、かけられていました。

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正直、中年の私にはパパナシだけでも十分過ぎるカロリーとボリュームでした。味のほうは熱々の揚げたてドーナツと酸味のあるジャム、甘い生クリームがマッチし、スイーツとしては最強の味わいでした。運ばれてきたときはテイクアウトも考えましたが、しっかりレストランで完食させていただきました。

その後もすっかりパパナシにハマった私は幾つかのレストランでパパナシを頂きました。チェリーのジャム以外にもチョコレートのかかったパパナシもありました。こちらも濃厚チョコレートと熱々でサクサクなドーナツとの愛称が抜群でした。

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■まとめ

今回はルーマニアの郷土菓子パパナシについてご紹介させていただきました。日本ではまだあまり知られていないスイーツですが、迫力あるそのビジュアルと食事にもなるボリュームは何だか日本の若い女性にウケそうな感じがします。もしかすると近い将来、日本にやってくるかもしれません。

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最後にパパナシが美味しかったブカレストのレストランを2つ、ご紹介させていただきます。どちらも落ち着いた雰囲気の素敵なレストランでした。パパナシの他にもたくさんのルーマニア料理が楽しめますのでオススメします。

■La Mama

※なぜかGoogle Mapの住所が日本になってしまうので『Strada Episcopiei 9, București 030167 ルーマニア』でお調べてください。

■Taverna Covaci

yuki.bbone


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