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「好き」という聖域

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「好き」についてのnoteのまとめ
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#思い込みが変わったこと

「好き」という聖域

「好き」という聖域

分かち合いたい「好き」と、
誰にも触れられたくない「好き」がある。

自分以外の人に
それがどのくらいの強さで存在しているのか、
そもそも存在しているものなのか、
どちらのほうが多いのか、

何回か人に聞いて訊いてみたことがあるけれど、
大人になった今でもよくわからないままだ。

人と人がはじめて顔を合わせるとき、
「好きなこと」を軸に話をすることはめずらしくない。

学校の自己紹介タイムだって、

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「好きなものだけ」が生む退屈さ

「好きなものだけ」が生む退屈さ

半年前、今の新居に引っ越してきてからうちにはテレビがない。

私はもともと、家にいてもテレビをあまり見ないタイプだった。ちょっと変な表現かもしれないのだけど、テレビって、うるさいのだ。

興味のない番組や興味のない人の話が耳に流れてくるのは、鬱陶しいと感じてしまう。音がある場所では、なかなか物事に集中できない。原稿を書くときにはもちろん、本を読むときも、SNSを徘徊しているときも、他に音があると気

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