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貯金は経験の放棄(定期購読マガジン カフェと時代を読む)

この記事は定期購読マガジン「カフェと時代を読む」の配信のため途中から有料です。ご了承ください。

この記事だけの購入も可能ですが割高になりますので気なる方はご購読も是非…

さて。

今回は「お金の使い方の変化」のお話です。

僕は仕事柄、商品やサービスを楽しんで頂く、お客様は費用を払ってそれを楽しむ、という図式の中で生きています。

ところが前回も少し書きましたがいいお店やいい商品に価値がなくなってきました。価値がないということは希少価値がないということで、希少価値がないということはつまり「どこにでもある」ということですね。すぐ手に入るということなのでこれからの時代にただいいお店を作っても意味が無い。
使ってくれる人はいるかもしれないけどそれは別にあなたである必要がない。
だから自分の中にこそ"意味"が必要になってきますよねというのが前回のお話です。そしてそれにお客様はお金を支払うのだ、と。
いい空間で美味しい珈琲を売っていればお客様が来ると思っていたら危ない。

いいお店やサービスのように、今まではいくらあっても困ることがないとみんなが信じていたものが「やっぱりそんなにたくさんいらないね」となってきているのが今で、その中にいよいよお金が混じり込んできました。

もちろんお金は必要なんだけど、どうやらお金っていうのは貯めても貯めても際限がなく、プラレールのおもちゃのようなコレクションでしかなく、どれだけ貯めても満足することはなくもっと欲しくなるだけみたいです。
しかも将来の安心なんかを100パーセントは保証してくれないというのは僕ら自身が体験済みですよね。
もちろん貯めることにも意味はあるけど
●税金を引かれてからお金を使って残りを貯める
よりは
●お金を使ってから税金を払って残りを貯める
というお金の流れが圧倒的にいいので社長になるのをオススメするのですがそれは話が違うのでまたいつか。

このマガジンは月額¥500で、カフェ(飲食店)を経営することに興味がある人やカフェが好きな人のためにカフェにまつわる色んなことを書き記していくマガジンです。
普段の無料の記事よりもかなり本気(?)に書いていて、僕の普段の仕事や経営の裏側、東京の新店舗や新プロジェクトの進捗なども書きながら追体験してもらおうという内容になっています。
ご興味ある方は是非覗いてみてください。

ひとまず、いいお店や商品と同じでお金をたくさん貯めることの価値が減ってきている時代に突入しているようです。

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今の時代はいろんなお金の稼ぎ方があります。

この定期購読マガジンにも先日から始めたサークル(ここの延長線上でもありますが)にもいえることですが、一昔前であれば飲食の人間が執筆活動をして直接お客様から原稿料をいただけるなんてことは一部の人間を除いてありませんでしたよね。

(こちらもたまにいいこと書くので是非。100円です。)

どうやら「本職の人がいいものを書いているから」という理由で皆さんが選んでくれているわけではなさそうです。なんで素人が書くものでも売れるのか?
そこから読み取れるのは

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