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所有から自由のサービスへ

こんにちは!山路裕希(やまじゆうき)です。


僕は、家も車も「所有しない(買わない)」主義です。
例えば車であれば、遠出などのドライブ含め車両の利用が必要な時は「カーシェアリング」のサービスを使っています。乗った時間分の利用料と任意の保険料のみが請求されます。ガソリンを満タンにして返す必要もなく費用は本当にそれだけ。乗りたい時にパッと予約して必要な時間だけ使える。たっぷり使っても自分の場合は月¥15000円弱でしょうか。車を所有したことがないので分かりませんが、駐車場、ガソリンやクリーニングなどの維持費、車検代、保険料、などなど月額¥15000以上はかかりそうだよな…と想像できます。

家(自宅)も賃貸ですし、買うつもりもありません。だって今回のようにほいほい好きな場所に引っ越したりすることが出来なくなるから。


払い続けていけばきっとマンションや一軒家が35年後に自分のものになるのだと思いますけど、そもそも35年も借金しないと買えないようなものを買うこと自体がちょっと自分には合わないというか…ズレているなぁという気がします。(というか35年同じ場所に土着するなんて!)
それなら賃貸でいいから好きな時に好きな場所に住みたい。東京に住んで、そのうち京都に住んでみたいとか、海外で暮らしたいとか、絶対考えると思うんですよね…
アメリカ人みたいに家を2回とか3回買うならいいんでしょうけどね、日本の家は高くてそうもいかないし。


そんな感じで「所有すること」にあまり興味がありません。


サブスクリプション

さて。

今とても気になっているビジネスモデルがあります。それは「サブスクリプション」型のビジネスです。
サブスクリプションとは、さっきも書いたような購入して自分のものにする、という「所有型」ではなく、定額、月額で利用したい時に好きに利用できる「利用型」のビジネスです。この定期購読マガジンも似ているところがありますよね。月額500円で文章を読む、カフェの話や飲食店の奥底を覗いてみる。好きな時に好きなように。会員制とかファンクラブみたいなものをイメージしてもいいと思います。

従来、僕らは基本的にモノを買って所有するという消費行動をしてきました。
繰り返しですが、自宅や車が代表例で、他にもミネラルウォーター、お菓子、CD、DVD、洋服、などなど。買ったらもうその製品、プロダクトは自分のモノでになった。めちゃくちゃ当然のことを今書いていますが…

これまではそういう「所有」のビジネスだったんですね。もちろん今もそれは根強い。でも少しづつ身の回りにサブスクリプション型のサービスが増えてきました。例えば家でミネラルウォーターをウォーターサーバーから好きなように飲めるよ、とか、applemusicのように定額で好きな音楽を聴き放題だよ、とか、今だとSpotifyも人気がありますね。もう昔のようにCDやMDを持ち歩かなくても、買ったCDを読み込まなくてもよくなった。インターネット上に大きな図書館ができてそこにいけばなんでもあって、取り出したいときに取り出せる。何も持たなくていい。図書館への入場券だけ最初に購入して毎月支払い続けるだけ。

(ウォーターサーバーはサーバーを売ることで水を売っていくっていう「弾を売る為の銃」だったり「ドリルを売る為の穴」だったり、毛色が少しサブスクリプションとは違いますがイメージとしては同じように考えてもらってもいいのかな、と。)

一定の費用を支払うことで好きな時、好きなタイミングで、好きなように利用することのできる「自由」を月額や定額で購入するのがサブスクリプションっていうサービスですね。

カフェにおけるサブスクリプション

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¥ 400

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