転職活動をしてみると、現職の魅力に気づけるメリットも！

こんにちは。外資系企業の人事部採用チームで管理職をしていたYukiです。

私は、転職をしたい人もそうで無い人も転職活動をする事をオススメしています。

その１つに、現職の魅力に気づく事が出来る事もあるからです。

わ〜、もう会社辞めたい！と思っても激務で転職活動をする余裕が無い。

え〜い、取り敢えず辞めてしまおう！と次の転職先が決まっていないのに辞めてしまう方が居ます。

そのデメリットを全て分かった上で、その選択をしたのであれば全く問題ありません。

でも、デメリットを考えず勢いで辞めてしまう方も居ます。

もし、あなたが後者を考えているならば、ちょっとこちらを読んでからにしてください。

どの会社も実際に自分で働いてみないと自分にとって良い会社なのか本当のところはわかりません。

なので転職したい会社が見つかったら、選考期間中にあらゆる角度からその会社について確認する必要があります。

入社した後に後悔しないように自分で確認していきます。
もちろん、それでも入社後にしか解らない事の方が多いです。

でも、なるべく後悔はしたくないですよね？少しでも後悔のタネを減らしましょう。

入社前に検討する転職先を一社だけしか確認しないのもダメです。

複数の企業に応募し企業研究をし、現職での働き方や条件など自分が大切なポイントを比べるのです。

その結果、仮に複数内定を貰ったとしても、現職が今の自分と将来の自分にとって1番であれば現職にとどまりましょう。

辞めてしまってからの転職活動ですと
現職が1番だと気付いても辞めてしまっているので戻れない。

さらには離職期間は少ない方が良いから早く決めた方が良いと転職エージェントや内定の出た企業に急かされ、自分が転職活動の主導権を握れなくなります。

また、もう１つのメリットは、現職で自分が何を経験し、どのスキルを身につければ市場価値が上がるか解る事です。

例えば、
今転職すると年収アップは測れないけど、現職でこの経験をすれば年収アップ出来るとか、
現職では来年管理職になれるから、管理職のタイトルを手に入れてから転職活動をした方が管理職になるスピードが早まる
などです。

私は採用担当として面接で自社を受けてくれた候補者が合格レベルでなかった際に、
「現職で〇〇の経験を積めば多くの会社が欲しい人材になりますよ。」
と伝えた事があります。

是非、辞めたいと思ったら、辞める前に転職活動を始めてみてください。

忙しくて帰れない。という方は，どうせ辞めさせられても良いのだから勇気を出して早く帰って転職活動を始める。など、今の固定観念を崩して考えてみてください。

この記事が一人でもどなたかのお役に立てれば幸いです。