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ゆっくり歩け、たくさん水を飲め

新年の目標は小さくていい。

飛躍の年でも終わってみれば何も変わらないように、干支にかけたところで良い結果になるとは限らない。誰もが猪突猛進しているなら、余計に抜け道を探しながら、ゆっくりと景色を眺めながら一年を過ごしたい。

夢は大きい方がいいだなんて、新年だからと言って実現可能性の低い身の丈に合わない目標を掲げる事もしない。目標はビジョンに達する為にある。

大きすぎると現実味が足りないし、細かく数値化すると、手段が目的化して数値を得る事に満足して本筋が見えなくなる。

志しは高く、目標は小さく。

「守りながら攻めること」

「行動する前に手帳を見ること」

「月に一回くらいはこのエントリを見返すこと」

こんな感じで進む。

今年は、減らすこととやらないことに重きをおきたい。

というのも、昨年は時間的な自由度が増した分、次から次へといろいろな事に手を出し、あっという間にスケジュールがサグラダファミリア化してしまったという反省がある。

手帳を振り返ると、どうも脳のクセとして新しいタスクは空いているスペースに入れるのではなく、その都度優先順位の1番に更新している。

どれだけツールを駆使して脳を拡張しても、情報を処理してインプット、アウトプットする身はひとつしかない。

減らすというのは、飢餓感から感度を高めることになるのではと仮説のもと、身の程を知ってできる事をコツコツと積んでいきたい。

なんだか毎年同じように夢も野望もなくつまらない事を言っているようだけど、確実に増やしていく複利の威力がどれだけのパワーを持っているかを、やっとわかってきたという事かもしれない。

新年の挨拶と、退屈でつまらない一年になるよう希望を込めて。

#note書初め #エッセイ #コラム #新年の抱負

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