見出し画像

夢が教えてくれたこと


今朝、夢を見た。

自分が入院していて
体が不自由なせいで
おトイレがうまくできなかった。

シーツや床を汚してしまい、
看護師さんたちから
叱られたり、
汚いものを見るような目で見られた。

それが全部自分のせいだと思って
後始末をしようとするんだけど
それさえもいろんな人から注意されたり
監視されたりする。

辛くてこの場所から逃げ出したいけど
退院の許可は降りないし
そこにいるしかない。

あぁ、絶望!

そこで目が覚めた。
目にいっぱい涙を溜めて
しばらく泣いていた。

そう、全部夢の中の出来事で
目が覚めれば
いつもと変わりなく穏やかな朝だ。

きっと
今、父が入院していて
いろんな不自由さと闘っているに違いないって
想像していたから
それが自分ごとになって
夢に現れたんだ。

父の状況を
自分だったらどんな気持ちになるだろうって
想像していた。
他人事が自分のことのように感じてしまう私。


過去にあった辛いことも
思い返すと同じだ。

あの人はきっとこう思っている
ここにいるみんな、自分を嫌っているって
勝手に想像を膨らませて
まるでそれが事実かのように思い込んで
辛い辛いって嘆いていた。

HSPという気質のせいで
気にしすぎて生きづらいと感じたことは
目が覚めれば
単なる想像の中の出来事なんだ。

いつだって私は
自分が作り上げた夢のストーリーの中で
苦しんでいたんだ。

いっぱい泣いた後
なんだかスッキリした。

目を覚ませば大丈夫。


今、父に起きていることも
私自身の問題じゃない。

人といて
いろいろ考えすぎてしまうことも
本当に起きていることと
かけ離れるくらい想像しすぎだ。

目を覚ませば大丈夫。

実際に起きていないことを
そうなると思い込まなくていい。

目を覚そう、それだけでいいから。

この夢のおかげで
大丈夫なんだと
確信が持てるようになった気がする。

おしまい


よろしければサポートお願いいたします。 頂いたサポートは、創作活動のための書籍、資材の購入に 使わせていただきます。