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【動き作り】パフォーマンスアップに直結する『ムーブメント・プレパレーション』。

まず、こちらの動画をご覧下さい。



【1970年のW杯決勝のブラジル対イタリア】


現代のサッカーと比較すると、スペースは広大で数的優位&数的不利の概念は乏しく、見方によっては1対1の連続をしている様子が伺えます。


サッカーの歴史を遡ると、1970年から様々な戦術的な進化があり…


現代のサッカーは、よりコンパクトに、スペースと時間がない中でのプレーが要求される様になったと言えるでしょう。


そして、サッカーの戦術が進化するにつれて、インテリジェンスが求められると共に、選手に求められるアスレティック要素も変わって来ました。


スペースと時間がない中で頻繁に生じるデュエルに負けないための筋力・パワー。


一瞬で相手を剥がし、プレースペース・時間を生む為に必要なアジリティ能力。


限られたスペースで最適解を導き出し続ける為に必要な、空間認知能力・反応速度。


ハイインテンシティなアクションを90分間継続する為の持久力(回復能力)。


これらの全てのアスレティック要素は、自分の身体を思い通りに動かす能力、すなわち”身体操作能力”の上に積み重なるモノだとされています。



そこで、今回は、グラウンドレベルで行える身体操作トレーニング【ムーブメント・プレパレーション】についてまとめました。



ウォーミングアップに組み込むのがオススメです。



具体的には…以下の悩みを抱えるスポーツに関わる方への記事になります。


○チーム内の怪我を減らす為に、どの様な取り組みをしたら良いかわからない…

○ウォーミングアップの時間を使って効率的な動きづくりをしたい…



記事自体はトレーナーの方だけでなく、医学的な知識を必要としない指導者の方でも理解できる様にまとめました。


購入を検討して頂ければ幸いです。


⏩ウォーミングアップ関連について過去にブログでまとめました。


①:ムーブメント・プレパレーションとは?
②:モビリティ関節とスタビリティ関節
③:オススメする9つの種目
④:実施動画


①:ムーブメント・プレパレーションとは?

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