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【読書感想】自分の人生を面白くするために学び続けたい

こんにちは、Yukiです!

今回ご紹介する本は、出口治明(著)『出口版 学問のすすめ』です。

あなたも、一度は出口さんの名前を聞いたことがあるのではないでしょうか。

簡単にご紹介すると、ライフネット生命保険株式会社の創業者で、現在は立命館アジア太平洋大学(APU)の学長であります。

今までに数多くの本を執筆しており、特に歴史分野に造詣が深い方です。

今回は、出口さんの新刊を見ていくことにします。

本の内容と感想

この本は、「学ぶとは何か、学ぶ上で必要な姿勢・心構え」について様々な角度から論じた本です。

出口さんは、「数字・ファクト・ロジック」で考えること、すなわちエビデンスを大切にしています。この本の冒頭で、その考え方が出口さんのコアだと明言しています。

その言葉通り、本書では様々なデータによる裏付けがあります。それを元に出口さんは、主張を展開しています。

これを徹底していることが、読んでいて印象的でした。また、これはシンプルですが、僕たちの普段の生活でも非常に役立つと感じました。

例えば何か情報を得たときに、「数字・ファクト・ロジック」の考え方が徹底していれば、怪しい情報も見分けることが可能でしょう。

また、出口さんは古典の大切さについても言及しています。古典とは、長い間人々からの批評といったふるいにかけられても生き残り、今なおその輝きを失わない本のことです。そして、古典は考える力を身につける上でとても役に立ちます。

出口さんによれば、考える力とは、考える型やパターン認識の蓄積です。それは最初は他人の考える型や思考パターンを真似ることから始まります。そして真似ていくうちに試行錯誤しながら自分のアレンジを加えていくことでしか身につかない、と言います。

その考える力を身につける最初のプロセスである「真似る」上でピッタリなのが古典だというわけです。なぜなら、先述したとおり古典は長い間高く評価され続けてきた本です。その本を書いた著者の思考プロセスを、古典を通じて学ぶことは非常に役立つと出口さんは考えているからです。

さらに、この本には出口さんと様々な分野の方々との対談も収録されています。この対談もいろんな角度から「学ぶこと」について議論しているので、読んでいて面白かったです。

特に面白かったのは、脳科学者である池谷裕二さんとの対談です。全く分野違うお二人による対談なので、新鮮味が感じられました。

池谷さんによれば、脳は分かっていないことが多い分野だそうです。例えば、脳になぜしわができるのかも分かっていない。脳の発達の仕組みも分かっていない。一見単純そうなことも分かっていない、これが池谷さんの研究対象である脳だと仰っていました。

てっきり僕は、解明されているものだと思っていたので、驚きました。

この本を通して、学ぶことの楽しさを教えてもらった気がします。それも、出口さん自身が学ぶことを楽しんでいる、というのが本を通しても伝わってくるからです。

僕も、ワクワクする人生を送るために、日々学び続けたいと思いました。

今後の生活に活かしたいこと

シンプルですが強力な「数字・ファクト・ロジック」で考えることを、癖付けたいです。そのために、少しでも疑問に感じたことをそのままにせず、しらべて自分なりの結論を出すようにしたいです。

また、古典にも挑戦しようと思いました。家に何冊か古典がありますが、どれも難解で避けていました。しかし、考える力を養うために逃げずに食らいつきながら読んでいきたいです。

終りに

今回は少し構成を変えてみました。

本の内容と感想を一緒にしました。新しく、自分の生活へ活かしたいことを加えました。加えた理由は、読んで満足しないためです。

ここ最近本をたくさん読むことばかりに気を取られていて、インプットに偏っていました。また、自分の為に読むのではなくSNSに投稿するために、つまり他人の為に読んでいた自分もいました。

そのため、いったい自分はなぜ本を読んでいるのか分からなくなっていました。一種のスランプです。

そうではなく、あくまで自分のために読もうと思いました。

なので今後は冊数は気にせず、自分がその本から何を得たのかを追求していこうと思います。その一環として、どんな些細なことでも簡単なことでも、1つでも良いから、本を読んで自分の生活に活かすことをピックアップすることにしました。

そうすることで、自分の人生がワクワクに溢れるのではないかと思っています。

変わるというのは簡単なことではありません。しかし、毎日少しずつ変化したいと思います!


最後までお読み頂き、ありがとうございました!

また、貴重な時間をいただきまして、ありがとうございました!

今後もがんばっていきますので
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頂けますととても嬉しいです!

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