見出し画像

食器洗い乾燥機(食洗機)は神

昨年2019年に一軒家を購入しました。その際にビルトイン食器洗い乾燥機(以下、食洗機)を購入し、夢の食洗機生活が始まりました。

あれから1年半、毎日使い続けているわけですが、食洗機が無かった生活との差異(良いところもあれば悪いところもある)が明確に見えてきました。そこで、そもそも食洗機のメリットや購入時のポイント、生活の変化などをまとめてみました。

これから食洗機の購入を検討されている方の一助となれば幸いです。

食洗機の3つのメリット

まずはシンプルに、個人的に思う食洗機のメリットを3つ挙げてみました。

時間の節約

画像1

食器を洗う不毛な時間が無くなります。これが一番分かりやすい、最も大きなメリットです。

私は子どもが2人居ますが、とにかく子育てで時間が取られてしまい、食器を洗う時間が割けません。あるいは、子どもと遊ぶ時間を食器洗いの時間にできれば割きたくありません。子どもの就寝後についてはようやく生まれた自由時間。食器洗いに割くのは勿体ない。

自動で洗ってくれるとはなんと素晴らしいことか。時間をお金で買うとは、まさにこのことだと思います。

節水

画像2

手で食器を洗うときは、どうしても無駄に水を使ってしまいがちです。私は食器洗いが苦手、というか非効率なので、より無駄に水を使ってしまいます。

これを機械様がやっていただけるわけで、必要最低限な水量で洗ってくれます。水道代が大幅に節約できます。例えばPanasonicの食洗機では年に2万円弱の節約ができると言われています(参考)。時間をお金で買うと前述しましたが、長期で考えると元が取れるわけです。

衛生的

画像3

これは実際に食洗機を購入する際に話を聞かなければ知らなかった点ですが、食洗機が使うのは熱湯です。概ね60℃から80℃、手洗いだと難しいレベルの温度で洗ってくれます。油が溶ける温度帯が40℃から50℃なので、油が付いた食器もピカピカになります。手洗いだとどうしても油が付着した状態で洗い終えてしまう可能性があるので、より汚れを落としてくれます。

また食洗機は専用の洗剤を使います。手洗い用の洗剤は手が荒れないように比較的優しい成分で出来ていますが(食品衛生法)、食洗機用はその制約がないので、殺菌・除菌効果の高い成分が使われています。また、手洗いが減るので手荒れも抑制できます。

食洗機生活で変わったこと

次に、食洗機を導入した生活で変わったことをつらつらと書いていきたいと思います。

はじめの数ヶ月は非効率、後々にパターンが見えてくる

食洗機の使い始めでは、ついに自由な時間が訪れる…!と期待していました。しかしはじめにぶち当たるのが食洗機内にどのように食器を入れるか悩むこと

なるべく1回で多くの食器を洗いたいわけですが、どの食器をどこに入れて、みたいなことを考えていると結構時間がかかります。はじめの数日間は手洗いと同じぐらい時間使ってるんじゃないかってぐらい悩みました。なのですぐには時間節約にはならないです(私が下手だっただけかも知れませんが)。

数ヶ月経つとパターンが見えてきます。例えば「この皿はここに入れないと駄目」「この食器はそもそも斜めにしないと入らない」「このコップは上段に入れるとはみ出る」みたいな感じです。ここまで分かればスムーズに入れられます。

さらに先に行くと、1食で使う食器も食洗機に入れる前提で最適化されます。「可能であればワンプレートで」「小皿ならいっぱい入るからOK」みたいな感じです。これは料理へのストレスに感じる方も居るかもしれませんが、個人的には1食ぶんが1発で洗い終える方が嬉しいので、このことを結構考えて料理しています。

洗えないもの・苦手なものが結構あるので手洗いも必要

買う前は「全部ぶち込む!!」と粋がってましたが、実際には食洗機に入れてはいけないものがあります。例えば以下のようなものです(メーカーやモデルによって多少異なります)。

・刃物系(包丁、ナイフなど)
・鉄もの(フライパンなど)
・木製など変色、変形しやすいもの
・飛ばされやすい小さいもの

他にもいろいろあります。参考までに、こちらにPanasonic製の食洗機で洗えないもの、苦手なものが書かれています。

特に「小さいもの」については注意が必要で、例えばプラスチック製の小さい計量カップなどを逆さに入れて回してみるんですが、水圧によって回転され、最終的に水が溜まっている状態になってしまったりします。

素材については「食洗機対応」と書かれている商品であれば大丈夫ですが、家の食器がそれで揃っているかというとそうではないし、お店でいろいろ見てみると食洗機対応の食器はデザインが限定されていて、食洗機対応の食器だけで揃えるとどうしても食卓の彩りの面ではちょっと物足りなくなってしまうと思います。

ということで食事後の後片付けは、まず食洗機を回し、その後に食洗機に入れられないものを手洗いしています。完全に自動化できるわけではない、という点にご注意ください。

一番大きいサイズにすべき

ビルトインの食洗機にはまぁいろいろ種類がありますが、メーカーによっては「浅型」「深型」の展開があります。私の購入した食洗機もそのような展開がありました。

全体的な予算配分の関係から浅型にしましたが、今となっては微妙に入らない食器があることが分かり、深型にすれば良かった…と後悔しています。ちなみにビルトインの場合、浅型と深型の差分はデッドスペースになります(もしかすると、引き出しにしてくれるメーカーもあるかも知れません)。

前述している食洗機対応食器が限定されるという観点からも食器はなるべく自由度を高められる方が良いですが、そこにサイズ制約がかかるとさらに辛いものがあります。

節水の観点からも深型にしても元は取れると思います。少しでも食洗機に入れられる食器を増やす = そのぶんだけ手洗いの手間が減る、と考えるとやはり深型一択かなと思います。

ということで浅型か深型か悩まれている方には、深型を強く推します。

音が大きいので回す時間を検討する

食洗機の洗浄音は割と大きいです。概ね1時間〜2時間くらいで洗い終わりますが、例えばキッチンとリビングが直結している場合は、テレビの音がかき消されたりすることもあります。我が家の場合は夕食の後に回し、食洗機を回している間にドラマを観ようと思うとなかなか聞こえづらくなってしまっています。ヘッドホンとかすれば良いのかな。

なるべく外出中や睡眠中に回す方が良いかも知れません(ただし、夜中に回す場合は電気代が深夜料金になるので控えた方が良い)。

ちなみに我が家には0歳の娘が居ますが、寝たら基本爆睡するので食洗機の音では起きません。敏感な子はもしかすると起きてしまうかも知れない程度の音は出ていると思います。

まとめ

画像4

導入するといろいろ課題や配慮事項は出てくるものの、総合的に考えるとやはり食洗機は神です。もう食洗機なしの生活は考えられません。もし将来故障したら、絶対に即日修理します。

システムキッチンを購入される場合はビルトイン食洗機は必須かと思います。キッチンの購入予定がない場合でも卓上のものがあるので、ぜひ購入を検討されてみてください。あぁ、深型に買い換えたい…

この記事が参加している募集

習慣にしていること

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?