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旅の小話。「北海道1週間の旅」

こんにちは。
イラストレーターのかやぬま優です。

旅好きの夫の影響で、家族で旅行することが多い我が家。
先日開催した個展では、家族で巡った北海道をテーマに描きました。
その時に綴った旅の小話を、こちらのnoteにも載せていきたいと思います。
よろしければ、ご覧ください。

まえがき
帯広、釧路、阿寒湖、知床、稚内、旭川、札幌・・・
家族で1週間、初夏の北海道を巡りました。
瑞々しい風景と、出会った動物たち、そして家族との思い出を綴ります。

さあ、出発!

出発日の朝、なんと娘が急にタッチをした。
「このタイミングで!?」と、びっくり!
しかし準備に追われて写真は撮れず・・・
この日は夜の便で羽田から札幌へ。無事にホテルに着いてから、改めてタッチを披露してくれました。

北海道1日目

さて、まずは帯広へ。
北海道に来たらパンが食べたい!と、夫オススメの「ますやパン・麦音」に。
ここはとにかく広かった!
パン屋さんの周りが広い庭のようになっていて、外のベンチで食べたり、芝生に寝転んだりしてのびのびと過ごせる。
空が広くて「これぞ北海道のイメージだな」と思った。

腹ごしらえをしたら「紫竹ガーデン」へ。
GWの北海道はまだ少し寒く、お花も少なめ。
それでも広〜いお庭にチューリップがいっぱい植えてあって素敵だった。
最後にお土産屋さんに寄り、帰ろうとしたところなぜか娘の手には巨大な球根が!
え?いつの間に!??と慌てているとお店のおばさまたちが「いいわよ〜お土産にどうぞ!」と娘にプレゼントしてくれた。(ありがとうございました…!)

2日目

帯広から、釧路へ。
釧路といえば「釧路湿原」。どうせならノロッコ号に乗って景色を楽しみたいと、時間がない中で夫が考えたのが、細岡駅という駅からノロッコ号に乗って釧路駅に向かうプラン。この細岡駅はバンガローのような造りの駅で、無人。
細岡駅までは車で行くので、とりあえず駅の横に車を停めてノロッコ号へ・・・
釧路駅に着いても滞在時間は1時間。
お昼に寄った和商市場では10分ほどで昼食をとることに。
この和商市場は自分でつくる海鮮丼「勝手丼」が有名!ネタは迷わず即選び、急ぎまた電車に乗りました。

無事に細岡駅に戻り車を拾って阿寒湖へ。
阿寒湖畔にあるアイヌコタンでは木彫りのお土産をいくつか購入。中でも一本木のコップはお気に入り。
コーヒーを淹れると、少し木の香りがします。

そして、この日は私の誕生日!夜はホテルのバイキングでケーキを色々と食べました。
娘はこの時、とにかく苺が大好き!!運良くバイキングのデザートに苺があって、食べまくっていました。

3日目

夫の知り合いに会いに、別海と中標津へ。
別海の「小林牧場」では奥さんが牧場を経営し、旦那さんは牛の削蹄師をされています。牛舎も見せていただいて、なんなら娘のミルクもキッチンを借りて作らせていただいて、なんともアットホームな空間でした。
中標津では「ペンション・フォルメン」へ。
今は亡きオーナーの思い出を語り合いながら穏やかな時間を過ごしました。ペットのワンチャンが信じられないくらい大きくて、「さすが北海道・・・」とここでも驚きました。

4日目 

前日泊まった斜里から網走、知床半島へ。朝食で寄った「知布泊」ではお店の方が娘のためにバナナを切って出してくれました。
しかし、バナナを食べない娘・・・大人が美味しくいただきました。

5日目

とにかく北へ北へ移動の日。
稚内にある宗谷岬へ。娘は0歳にして日本の最北端へ来たのか・・・と感慨深い。
稚内は風車がたくさんあったのがとても印象に残っています。
この日の宿はピンネシリのキャンプ場。
キャンプをしないのにキャンプ場に泊まる私たち…
夜、娘が寝た後夫婦で外を眺めていたら、お隣家族のお父さんが一人で焚き火をしていました。その様子を眺めながらなんとなく私たちも焚き火気分を味わえました。

6日目

北海道へ来たからには絶対家族で行きたいと思っていた、旭山動物園へ。
アザラシはとにかくダラダラしていて、全然動かなくて、愛らしかったです。

7日目

最終日はとうとう(やっと?)札幌へ!
ずっと行ってみたかった「六花亭」の喫茶店と、イサム・ノグチ設計の「モエレ沼公園」へ。
モエレ沼公園は高校生の時に英語の教科書で知って以来、気になっていた場所。広大で、気持ちの良い公園でした。
(ちなみに札幌の有名な時計台は車の中で見て終わり。)
さて、旅行中は手作りのBABY IN CARステッカーを車に貼っていたのですが、夫がレンタカーを返す際に忘れてきて、なくしてしまいましたとさ。


おまけ

巡った場所をイラストマップにして、まとめました。

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