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Facebookのインストリームリザーブ広告とは「ブランドセーフティはただじゃない」と言っている

2019年1月14日版パブリッシャーリストによると、動画収益化プログラムに参加しているページは3万8445ある。そのプログラムに参加したパブリッシャーはキャンペーン実施後に実際に表示された場所を報告する必要がある。
広告主は、その報告を元に、ブロックリストをアップデートできるが、手作業で行うプロセスなのでブロックリストの管理が迅速かつ容易にできない。

それを打開するためのプログラムが「インストリームリザーブ」である。

YouTubeの「Google Preferred(グーグル・プリファード)」と同様に、Facebookが良質でありブランドセーフだと考える、選び抜かれた数百のパブリッシャーやクリエイターの動画に対してのみ、広告主のインストリーム動画広告を出すというものだ。

Facebookは、動画収益化プログラムで、低品質でブランドセーフティが担保されないコンテンツを確保し、動画在庫を増やし、ロングテールのパブリッシャーを確保し、パフォーマンスだけを追い求める広告主に販売することをしている。

これがあるからこそ、インストリームリザーブで高い単価で売れるということになるとも言える。ブランドセーフティはただじゃないんだよというFacebookの強い姿勢を感じることができる話ですね。

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