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言葉の響き【ミュージック】

本格的に東京も寒くなってきましたね。
こう言う日々は家でのんびりしながら(季節に関係なく家で色々しながら過ごしがちだけど)リラックスした音楽でも聴きながら過ごしたいもの。
そこでふと、先日フランス人の友人達がフランス語で話をしているのを聞いて(第二外国語で習ってフランスの会社にいたのに理解できなくても)『やっぱりなんとなく心地良い音ね。』と思ったのを思い出した。
日本語や他の言語に比べて、複雑な発音や小さいヤ・ユ・ヨ(アイウエオ含む)の音が多いから柔らかく聞こえるんじゃないかと個人的に思っている。

そこで好きなフランス語の曲を聴いていたので、ここでご紹介したい。
フランス語の歌なんて“aux Champs-Élysées!”の歌詞で有名な『Les Champs-Élysées』くらいしか知らないよね。余談だけど、今やフランスソングの代名詞とも言えるこの『シャンゼリゼ通り』と言う名の曲は、元々イギリスのサイケデリックバンドの『Waterloo Road(ウォータールー通り)』という英語の曲だったそう。フランスがイギリスに負けた、ベルギーは“ワーテルローの戦い”を思わせるため、フランス語の歌詞を付ける際にパリの目抜き通りだった“シャンゼリゼ通り”に換えて、もはやシャンソンやフレンチポップスの代表になっているのだから面白い。

フランス語の好きな曲

さて、今日ご紹介する今日に話を戻すと正直何で知ったか全く覚えてない。でも、それこそ少しシャンソンぽいメロディと若い女性の健やかな声とで、文字通り『歌っていたらなんとかなるよ、良いことあるよ』的な歌詞と共に気持ちポジティブになれるので気に入ってる曲。
それではお聞きください。
En chantant by Louane

そして、この曲のオリジナルはフランス音楽会の重鎮とされるミッシェル・サルドゥのものらしい。流石の重厚感と半端ないこなれ感を醸し出すこの原曲は以下でお聞きいただけます。
En chantant by Michel Sardou

そんなこんなで英語以外の曲をもっと聴こうと思って他の言語の曲も数はないながらも掘り出して聴いてみた。

ドイツ語の好きな曲

まずはドイツ語、習ったこともないしドイツに住んでいた事がある母親が時々謎に日本語じゃ出てこないけどドイツ語が出てくるなんて事があり単語単語で知ってたりする程度。確かミュンヘンに旅行に行った時にCD屋(時代を感じる…)で流れていて買った、Söhne Mannheimsというバンドの2nd album "Noiz"に入っていた曲。アルバムを持っていたからその中にいくつかお気に入りがあったけど、その中でもこれかな。ドイツっぽい落ち着いた中にはっちゃけ過ぎないRapもあったりする、I go with you(共に行こう)の曲名の様に寄り添ってくれる感じ。
Ich Geh Mit Dir by Söhne Mannheims

イタリア語の好きな曲

そしてイタリア語、もちろん意味はわからない。
イタリアのブランドにいるイタリア人がそれはそれは喜怒哀楽がはっきりしてて、漏れ出す独り言が漏れなくイタリア語。なんとなく単語単語が拾えるかな位な程度。
この曲は、『天空の結婚式』と言う最近の映画でエンディングに流れていた曲。男性同士のカップルが田舎で結婚を待つ両親に挨拶に行くロマンティックコメディで今時っぽいけど、絵は綺麗でイタリア人あるあるやたまにわかる単語があって個人的に楽しかった。マンマはやっぱり強いよねー笑
You can trust me(僕を信じて)と優しく語りかける、ホッとさせてくれる曲をどうぞ。
Puoi fidarti di me by Giovanni Caccamo


これらの曲を聴いてわかったけど、シンプルな音で始まるささやくみたいに歌う曲が僕は好きなんだな笑
この時期に家で聴きたい曲ってだけではない気がする。


皆さんの、明日から始まる新しい一週間が、ちょっと聞き慣れない言葉であっても心地良いメロディに癒されながら過ごせる一週間になります様に。


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