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アルビノの私が親にしてもらってよかったことを解説していく。

私は、自分の親が嫌いだ。何で嫌いかでおそらく2,000字は書けるけれど、そんなことより役に立ちそうな情報を提供したい。

そう、親がしてくれた"よかったこと"を挙げていこうと思う。雁屋は正気だ。親が嫌いなことと正当な評価を下すことは両立する。

1.日焼け止めを塗る習慣をつけてくれたこと

アルビノなので、日焼けは大敵である。日焼けは大敵、すれば大変なことになる。実際、何度かなった。

だからこそ、自分で日焼け止めを管理し、塗り続けられる子どもに育ててくれたのはありがたいことだ。

2.「かわいい」と言ってくれたこと

これは親より祖父母だけど、アルビノの容姿を「かわいい」と言ってくれた。学生時代、校則や何かで例え自分が目こぼしされる例外であっても、"黒くなくてはいけない"とプレッシャーを感じることになる。

そんなときに思い出せる、揺らがない「かわいい」があるといい。

3.黒染めを強要しなかったこと

黒染めに関しては、親は一度も「染めたら?」なんて言わなかった。それどころか、学校で染めるよう指導されたら抗議するつもりでいたようだ。それくらいの強い姿勢でいてくれたのはありがたかった。

就活で落ちまくっているときも、内定が得られないのを髪を染めないからだ、なんて言わなかった。

4.得意なスポーツを一つ作ってくれたこと

私は、スキーができる。できるといっても、高校のスキー授業で上級者コースに入れてもらえる(そのすぐ下は初級者コースというざっくりしたグループ分け)程度である。

でも、アルビノで球技その他の運動に不利を抱えまくっているなか、一つ「できる!」と思えるものがあるのは自信に繋がった。

アルビノの子に運動系の習い事をさせるなら、球技ではなく、自分のペースでやれるものがいいのではないだろうか。スキーは日焼け止めを管理できるまでにならないと、きついが。

5.勉強を早く始めさせてくれたこと

小学校入学と同時に、ハリー・ポッターを読んでいた。ひらがなやカタカナの読み書きだけでなく多少の漢字、それから計算。これらは全て公文式に早期に入れてくれた親のおかげである。

勉強でアドバンテージがあるのは、今後の財産になる。

以上。まあこんなところだろうか。


執筆のための資料代にさせていただきます。