日常に溶け込むアートと祭りの本質:神田で感じた体験
こんにちは。コラボレーターのいたやゆかりです。
神田で出会った不思議で温かい空間について、ご紹介します。
暑さで溶けそうな中、カフェを探している際に目に入ってきた「氷」という文字。丸いちゃぶ台に、ののちゃんという秋田犬が寝転んでいて、どこかのお家のような雰囲気。
恐る恐る入ってみると、昭和のレトロ感と近代的な雰囲気が共存した不思議な空間。富士山をテーマにしたかき氷やレモネードなど、ドリンクやフードの種類が豊富です。お店の外観が富士山をモチーフにしているからかもしれませんが、どれもユニークで目を引くものばかりでした。
会場ではあらすけさんの個展が開催されていました。
壁に並んだ似顔絵が目を引きました。
驚いたことに、そこには私の大学時代の同級生の似顔絵が!思わず連絡してしまったほど、懐かしくて嬉しい再会でした。
吉武大輔さんとひすいこたろうさんの「奇跡はこうしてやってくる」という本の中に「人と人の間をつないでパズルを完成させていくことを「ま」を「つなぐ」で、「まつり(祭り)」というのです。それが本当の「まつり」です。という記載があって、祭りの可能性を感じていたところでした。
個展を通じて、人と人との間に生まれる「ま」を「つなぐ」ことが「まつり」であり、それが本当の意味での祭りであると感じました。
私自身、現在RingNeFestivalというイマーシブフェスティバルなるお祭りを作っていますが、様々な人との「ま」を繋いだり、その日、その空間で1人1人が体感するライブとしての可能性を感じているところです。
アートが日常生活に溶け込み、その日、その場所でしか体験できないライブ感が、祭りの本質を表していると思います。もし神田に訪れる機会があったら、ぜひ優美堂に足を運んでみてください。あなたも、この素敵な「まつり」を体感できるはずです。
サポートして頂いた暁には、その費用を次のコラボレーションの原資にしていく事で、より良い社会を創っていきます。 コラボレーターの活動を通して、社会的孤立感を無くしていきます!!