メタバースとリアルが交差する「みつぼしart星田」
こんにちは。コラボレーターのいたやゆかりです。
皆さん、「みつぼしart星田」をご存知ですか?
七夕伝説の発祥地である大阪府交野市の星田商店街で開催されるこのアートフェアは、アトリエShiroiToの小原緑さんの「みんなが“アート”で社会と混ざりあうアートフェアを開催したい!」という掛け声のもと、スタートしました。普段は静かな街商店が、突然アートギャラリーに変身する瞬間。
障がいのある方もない方も、子どもから年配の方まで、みんなが一緒になってアートを楽しむ姿がありました。リアルだけではなく、メタバースでも開催されていました。
『アトリエShiroiTo(シロイト)』とは?
アトリエShiroiToには「生活介護事業所」と「地域に開かれた絵画教室」の二つの役割があり、いずれもアートを軸とした活動を目的としています。
「生活介護事業所」とは、障がいをかかえる人のための通所施設で、描くことや、つくることを主な日中活動とします。
生活介護事業所アトリエShiroiTo利用メンバー
【対象者】18歳以上の知的障がい・身体障がい・精神障がいのある方(発達障がい含む。療育手帳をお持ちでない方もご利用いただけます。)
・障がい支援区分、3以上(50歳以上の方は障がい支援区分2以上)
アトリエShiroiToメンバーの活動
・アート制作
・作品展示
・季節のレクリエーション行事
・自由参加プログラム(散歩、体操、手芸、園芸等)
・地域向けアトリエ準備作業
「障がいのある人びと誰しもが自分の表現を発表できてたくさんの人に見てもらえる機会を持つことができる地域、社会を一緒に作りたい」という小原さんの想いが源泉です。
私は「令和市」の一市民/王女として、商店街をメタバース空間にするという取り組みや広報の分野で携わらせていただきました。
メタバース空間に、リアルな星田商店街とアート作品を構築しつつ、布団屋さんのベットで遊べるなど、メタバースならではの遊びが楽しめる仕掛けを沢山盛り込んだ空間です。
星田商店街のメタバース空間を制作するべく街を訪れた際、商店街のパン屋さんやお茶屋さん、飲食店の方々は温かく私達の事を迎え入れてくださったことが印象に残っています。
今年も、「みつぼしart星田2024」の開催が決定しました。昨年以上に素晴らしいイベントになることは間違いありません。ただ、正直なところ課題もあります。 特に資金面での不安が大きいと聞いています。
恐れ入りますが、私からも皆様にお願いします。この素晴らしいプロジェクトを一緒に支えていただけませんか?「みつぼしart星田」は単なるアートイベントではありません。
障がいの有無を超えて才能を発揮できる場所
地域コミュニティが活性化する機会
リアルとバーチャルが融合する新しい社会体験の実験場
私自身、このプロジェクトに参画しアートが持つ力、テクノロジーが持つ可能性を肌で感じました。今年も「みつぼしart星田2024」を開催するため、クラウドファンディングを実施しているそうです。
地域の商店街が「生活介護事業所」や「B型就労支援施設」などとコラボレーションし、街づくりに取り組むことは、これからの時代に多くの可能性を秘めている重要な検討だと考えています。
星田商店街での事例が全国の街にも広がり、個人店の復権や商店街の新たな可能性を切り開くきっかけとなれば素晴らしいと思っています。
商店街は、長年地域住民に愛され続けてきた商業エリアですが、少子高齢化、大型店舗やコンビニの増加、オンラインショッピングの普及などによって、来店者が減り、賑わいが失われつつあります。
そこで、メタバース空間に星田商店街を再現し、故郷を離れた方や、初めて星田街を知る地方や海外に住む方々が最初にメタバース上の星田商店街を訪れ、その後リアルな星田商店街も訪れて「みつぼしart星田2024」を現地で楽しんでいただけるような体験を提供できたら嬉しいです。
個別に「みつぼしart星田2024」のメタバース空間の構築に対するご寄付を募集するとともに、「メタバース空間でこのような取り組みをして欲しい」といったご要望も受け付けております。
その他にも、様々なメタバース関連の取り組みを行っています。ご予算や納期、テーマに応じた企画提案も可能ですので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
それでは、味わい深く素敵な日々をお過ごしくださいね!
サポートして頂いた暁には、その費用を次のコラボレーションの原資にしていく事で、より良い社会を創っていきます。 コラボレーターの活動を通して、社会的孤立感を無くしていきます!!