質・量が増えるとフラットになれる。
アニマルコミュニケーションを練習していると、自分の知識や既成概念が動物とのやり取りの中に入り込んできてしまい、自分の思考を排除することが難しいと悩むことがよくあります。
その解決策は即刻変われるハウツーではなく、コツコツ作戦が結局のところ最善です。
知識量をとにかく増やし、数多く経験を重ねていくと、潜在意識に豊富な良い知識と経験と感情、多様な価値観が入ってくるので、先入観を超越してとても中立な感覚になれます。
半端な量の経験や知識は、思考の幅を狭める場合があるけれども、質量が増していくに従って、思考も受信能力も次第に高まっていくということですね。
溢れるくらいまでにたくさんの経験と学びを経ると、とてもフラットになります。
【総量と質を増やし高める。】
つまるところ、もっと学ばねばということです。
もっともっと良い知識と経験を自分の中に入れていくべしなのです。
自分の中に入っているモノしかご提供できないのだから、これからも良い仕事をしていこうと思ったら当然のことかもしれません。
現状維持とは停滞であり、意識次第ですぐに後退すらします。
情報や知識は当然古くなりますから更新は必要ですよね。
アプリもアップデートしないと使えなくなることがあるのと似ています。
他の人たちが学んで進化していくのに、自分がこのままで良い、これで十分と思ってしまったら、当然のごとくエネルギーは停滞します。
日々のルーティンや努力は当然ながら行います。
その上で
高めよう。
さらに成長しよう。
そういう意識が必要な経験や出会いを用意してくれるはずです。
犬のトレーニングをしていても感じることですが、溢れるほどにやり続けると、犬の器そのものが大きくなってきます。
無理をしない、無理をさせないという考え方も一理あるので、合う合わないや程度の問題はあります。
それでも
少しの無理と、少しの挑戦が、結果的にその犬を成長させてくれたケースを多く見てきました。
経験が自信を高め、安定感にも繋がります。
人も全く同じですね。
これまで頑張ってきた(頑張っている)自分を褒め、そして更なる向上のために何をするべきかを考え、実行する。
シンプルながらそれこそが成長への道だと思います。
アニマルケアカウンセラー 高野 縁(たかのゆかり)
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