上原由佳子@ルポライター

沖縄那覇っ子。フリーライター✍🏻プレジデントオンライン、JBプレス、日刊SPA!、実話ナ…

上原由佳子@ルポライター

沖縄那覇っ子。フリーライター✍🏻プレジデントオンライン、JBプレス、日刊SPA!、実話ナックルズ等で執筆中。琉球新報教育面にて連載経験ありんす💋貧困問題や沖縄が抱える問題について書いています。佛教大学社会学部2回生。

最近の記事

娘が家出中、アメリカ人にお金をせびっていた

 可愛い、可愛い娘が1ヶ月間家出していた。「遊びたいから何でも許してくれるパパと住む」と言ったものの、結局、元夫の実家にも門限があった。  娘は、国際通りで野宿するのを選んだ。沖縄には「ノリで家出したら1ヶ月経っていた!」という子どもが少ない。  男の子は窃盗をして食い繋ぐ。女の子は路上で中年男性に声をかけて1000円くらいもらう。と、娘が言っていた。  つい先日、娘が警察署に電話し、娘が懐いている刑事さんが2人遊びに来てくれた。少年課の事件係と支援係の人だ。その時に、

    • 精神科病棟に入院中の社会学部生が社会学視点で話したら、主治医の機嫌を損ねた

      私はオーバードーズをして警察に保護され、ICUに入り、保健師に救急の精神科に連れてこられ、医療保護入院となりました。 本来なら1週間の予定でしたが、依存性の高い薬を抜いたら主治医を怒らせてしまったかもしれないと不安です。 しかしながら、現代人はストレス社会を生きていて、精神科医療は頼りになるはずの存在です。 数日間病棟で過ごしていると、患者が些細なことで見下されていると思っていることに気付きました。 そして、患者なりに医師が望むような事を言って早く退院をする事が目的に

      • 私は変わってしまったかもしれない

        留年したぁ!と言っても、全く勉強をしなかったわけではなく、単位とは関係ない勉強をしていました。 それは、卒業論文にも院進にも関わる勉強でした。とはいえ、留年して得たものは「学業だけに専念する時間」です。 それで私は変わってしまったかもしれません。卒業論文のインタビュイーの話を感覚的に理解していたのに、今は理解できません。 日本語としての解釈は、こうだろうくらいのしか分からずにいます。 これは、ある意味良いことです。 なぜなら、自分の感覚というバイアスが抜けた証拠なので

        • 留年したw

          お知らせです、留年しました。 またB4です。

        娘が家出中、アメリカ人にお金をせびっていた

          大学院進学に向けて

          今年度から佛教大学社会学部B4になりました。 私は、たぶん10年遅れくらいで大学に在学中です。 16才の頃、沖縄工業高校定時制課程に通っていましたが、機械科専攻したら女子がみんな建築科にいってしまうことになり、それが原因で当時の彼氏からのDVが悪化したこともあり中退しました。 17才でおっぱいパブの呼び込みとして、沖縄一の繁華街松山で働きだして、18才でキャバに勤めだしました。理由はシンプルです。GSの維持費が高すぎるからです。乗り物、機械が大好きでした。 結婚の話は省

          大学院進学に向けて

          娘氏の下層への八つ当たりが激しい件

           娘氏は下層へのあたりが強く、自己責任論をおしつける。というのも、そうなるきっかけがあった。  娘氏よりひとつ歳上の女の子と仲良くしていたのだけれども、娘氏は「親がキャバ嬢で同じだと思っていたから仲良くしていたけど、かぁか(私)はコラム書くためにキャバ嬢しているんだって分かったから仲良くする意味が無くなった」と話していた。  それから数ヶ月が経った頃、その女の子が娘氏を追いかけ回し、蹴ったり、「逃げなかったら骨を折ってやったのに」などの暴言を吐いたりして、娘氏は泣きながら

          娘氏の下層への八つ当たりが激しい件

          基地反対派がするべきだと思うこと

           誤解を恐れずに言うと、私は人権的、歴史的観点から基地反対派だ。しかし、米軍人の友人はいるし、可愛いPC作ってもらったし、幼馴染はマリーンのガーニーと結婚した。もう、リタイアしたけれど。  それゆえ、基地内に買い物しに行くし、ランチしに行くこともある。とくに、娘が小さい頃は、日本のパンツ(下着)のフィットしない感じがイヤ駄ったらしく、子ども用のパンツを買いに基地内に行っていた。  ある日、ネイビー(海軍)に所属している友人と栄町で焼き肉を食べているとき、若いマリーン(海兵

          基地反対派がするべきだと思うこと

          16歳で中絶した話

          中学生の頃、初めての彼氏ができた。 彼氏との付き合いは、周囲から見ると順調で、結婚すると思われていたらしい。 私が暮らしている沖縄県は、若年出生率も、出生率も、離婚率も、貧困率も高いく、生活者として違和感なく生きている。 ある日、風邪を拗らせてしまったかと思うような吐き気がした。ふと、一度だけ破けたコンドームの事を思い出し、恐怖感でいっぱいになり、泣き出してしまう。 すぐ、近所のドラッグストアに行き、妊娠検査薬を買った。結果は陽性。妊娠していた。 私は困惑し、友人達に

          遅ばせながら自己紹介

          どーも、上原由佳子と申します。 佛教大学通信制課程2回生で、ゆるゆるとライターをしております。 主にアングラネタやキャバとか風俗ネタです。 あ、毒親虐待記事も書きました。 書いている媒体は有名どころです。 が、企画を出すのは好きで、原稿に着手すると飽きるという絶望的な性格をしています。 そもそも、ライターになったきっかけは、先輩ライターの取材コーディネートをしていたら「自分で書いた方がいいよ」と言われ、その場で3つ仕事を決められました。 それから、他の先輩ライターさんに

          遅ばせながら自己紹介

          闇営業、違法性風俗店のいま

           沖縄県では、那覇市松山地区の夜の女の子達を対象にした支援が行われている。  松山地区には、高級クラブから最下層の違法性風俗店があり、ほとんどが休業しているのが現状だ。  さて、その中でも「最下層」とされている違法性風俗店は、今、どうなっているのだろうか。  現在、松山地区には7店舗の違法性風俗店がある。そのうち、5店舗はコロナ禍の影響をうけ、自粛休業中だ。  残り2店舗は、営業している。というのも、そもそも、この2店舗はU18を雇っているボッタクリ店。少女は売春して

          闇営業、違法性風俗店のいま

          男性も支援の対象に(琉球新報から転載)

           「相手が未成年(18歳以下)って気付いてもヤるよ。わったーどぅしぐわー(友達)は、未成年だったら金(じん)払わんでひんぎる(逃げる)のもいるけどよ(笑) あったー、しかませば(脅せば)巡査に言わんやっし(笑)」  ある日の午後、私は少女売春で買う側の30代男性の話を聞き、とても複雑な気持ちになった。少女と関係を持った体験や男性の友人が少女を脅した話を武勇伝のように語る。一見どこにでもいる30代男性なのに、なぜそんなことを楽しそうに語るのか、疑問に思った。  彼の生い立ち

          男性も支援の対象に(琉球新報から転載)

          佛教大学通信 法然の思想と〜レポート(浄土宗と沖縄のエイサー文化)

           仏僧袋中上人とエイサーについて、授業で聞いたのをきっかけに「浄土宗とエイサー」に関心を抱いた。というのも、現在の沖縄では旧盆以外にもエイサーを楽しむイベントが行われている。なぜ、そうなったのか本稿では触れないが、本レポートでは、「浄土宗とエイサー」に焦点を当て論述をしていきたい。  日本におけるエイサーに関する研究は1990年代以降のものとなっていることを前提とする。そのため、核心的な資料があると断言することは不可能だろう。なぜなら、沖縄戦で無くなっている可能性があるからだ

          佛教大学通信 法然の思想と〜レポート(浄土宗と沖縄のエイサー文化)

          モーニング娘。とシコシコオジサン

          娘を妊娠したのが19歳のころ。ということは、約8年ぶりになるのか。中学から付き合いがある友人と2人で、ほんと久しぶりだけど、ちょっぴり外出を躊躇う元旦をチョイスしてカラオケに行った。 選曲は言うまでもなく20代後半が青春時代に聴いていた曲ばかり。 もう10年以上前になるが、私たちが中学生活を謳歌していると、学校の近くのスーパーの影に隠れ、自分のモノを握りしめているオジサンを見かけることがあった。 そんなに頻度は高くないはずだけど、私たちの地域は「変質者」と称される人達に

          モーニング娘。とシコシコオジサン