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よしなしごとたち

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日々感じたことを好きなようにずるずると綴っています。
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2017年9月の記事一覧

おいしいものは、ぜったい正義

おいしいものは、ぜったい正義

授業のあとに学校でエッセイを書き、ちょっと満足してから帰路につく。
今日は外でごはんを食べて帰ろうと決めていた。
どうしてかは聞かないで。別に家に帰りたくないからとかそういうんじゃないから、決して。

の前に、ドラッグストアに立ち寄った。

どうしてかは聞かないで。と言いたいところだが、先ほど更新したエッセイを読んでくださった方なら察しがついてしまうかもしれない。
もうきっと出ないけど(言霊を信じ

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とかくに人の世は住みにくい。

とかくに人の世は住みにくい。

「死ぬほど」と形容できるくらいの強い感情が、わたしの中にはふたつある。

一つめは、すきな人を好きだと想う気持ち。
そしてもう一つは、この世に存在する虫たちに対する、たいへん激しい嫌忌である。

以前この記事でもちらりと書いたことがあるのだけれど、本当にほんとうに、ほんっっとうにそれはそれは虫が苦手。

キャーコワイ!みたいな、そんなかわいいやつではない。

むしろ他人に不快感を与えかねないレベル

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カラフルじゃなくっても

カラフルじゃなくっても

朝、目が覚めると肌寒くって、今のいままで冬の朝を忘れていたことを思い出した。
いつのまにか秋の中にいて、もうすぐ21度目の冬が来る。

毎朝飲んでいたつめたいカフェオレの代わりに、あたたかいコーヒーを淹れる。(インスタントなんやけどね)
こうして季節が移ろってゆくのだということが手に取るようにわかるのは、一人暮らしをしているせいかもしれない。

実家では、母の手によって夏布団が羽毛布団に変わり、

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ごきげんにワーキングできたなら、それはもう最高だと思う。

ごきげんにワーキングできたなら、それはもう最高だと思う。

オーストラリアに行ってきた。
はじめての脱アジア、台湾に次ぐ二度目の海外旅行である。

コアラ抱っこ体験にパラセーリング、海に緑にキュランダ村に、超アクティブな日々だった。
普段引きこもってばかりいるわたしにとって、朝から晩まで遊び通し×3とゆうのはなかなかレア&ハードな経験で、でもめちゃくちゃに楽しい時間を過ごすことができた。

ごはんは三食、ジャンク三昧。ケバブやハンバーガーやパンケーキやホッ

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思い出すのは

思い出すのは

昼間の暑さが嘘みたいに涼しい風が香る中を、すり抜けるようにして歩いた。
夜ごと秋が深まってゆく。

思い出す、というよりもっと自発的なもの。
考えるより先によみがえるから、その都度はっとさせられてしまう。この季節は特に。

断片的な記憶や景色、空気や温度や手ざわりなんか。うまく表現出来ないけど。

それは決まって高校時代のことだ。
高校3年間の秋と冬。

久しぶりに袖を通した合服の感触とか
河川敷

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