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母の起業と2歳の気持ち

昨日、どうしても心を揺さぶられることがあったので忘れないように書き残します。
学びのある記事ではないので…育児と起業のリアルに興味がある方のみ、読んでください。

愛を伝えたら泣き始めた娘

私の大好きなライターさんがいて、彼女の文章を毎回楽しみにしているのですが、こんなエッセイが公開されていました。

共感の嵐に次ぐ嵐だったので、感極まってその思いのまま娘に話しかけました。

「ママ、娘ちゃんのこと大好きだよ。ずっと大好きだよ」

「大好きだよ」は毎晩言っているのですが、昨日は真剣に伝えたんですよね。


そしたら。


みるみるうちに娘の顔が歪んでポロポロ泣き出したのです。そこから1時間くらい断続的にポロポロ泣きながら、「ママーッ」と私にべったりでした。

その泣き顔が、私の胸に突き刺さりました。

最近の娘の口癖

娘はまだ2歳半。
「どうして泣いたの?」と聞いても「寂しかったの」しか言語化できない2歳半。
でもその「寂しかったの」が全てだと思いました。

2月からα版としてサービスの運用を始め、今までは毎日私が保育園のお迎えに行きお迎え後は遊んでいましたが、今月からは週2回、無理を言って私の母に頼んでいます。
週末もユーザーヒアリングなどで家にいないことはザラだし、一緒にいるときも仕事をしています。

娘の突然の泣き顔に驚いた私ですが、「そういえば…」とハッとしたのが、最近の娘の口癖。

「ママ、お仕事して良いよ」
「娘ちゃん、泣かないよ?」
「娘ちゃん、泣かなかったよ!すごいでしょ!」

こんな状態だった1ヶ月のおわりに、「愛を伝えたら娘が泣き始めた」のです。
娘の口から彼女の心境を明確に説明されることはないけれど、やっぱり私は思ってしまう。

「あぁ、寂しかったんだな」
「毎日元気で楽しそうでわがままに過ごしていた娘でも、少しずつ寂しさが蓄積されていたんだな」

娘にとっておそらく今一番大好きな人はママであるわたし。
大好きな人ともっと遊びたい、もっと一緒にいたいと思うのは至極当然で、ここ最近は今までと比べてグッと一緒に過ごし遊ぶ時間が減っていたので、その寂しさが娘の心に残っていてあふれ出したのだと思いました。
もちろん、これは私の解釈で娘が本当はどう思っているのかは分からないけど、彼女の表情を見て、そう思いました。

心揺さぶられた結果、強く思ったこと

「仕事と育児の両立に悩む」などという簡単な言葉でまとめたくない、すごく複雑な感情が湧き起こった瞬間でした。

2歳娘がどう思おうと関係なく、私は私の生き方を変えるつもりはありません。
きっと3月はもっと忙しくてもっと娘と過ごす時間が短くなりますが、私は私が信じることをやっていきます。

でも、改めて思ったこと。

私はやっぱり娘と夫が世界で一番大切です。「みんなで子育てをする社会を作る」は家族の次。
起業家としてはイマイチな考え方かもしれませんが、でもこれが私のリアルで、娘と夫がいてこその挑戦、使命感なんですよね。
時間は有限だから、挑戦をしている今はどうしても家族との時間が少なくなってしまう。
これからもっと娘に寂しい思いをさせるかもしれない。
でも、娘を世界一愛しているのは間違いないので、その愛が娘に届くように

自分の心を鍛えよう

と強く思いました。

メンタル弱めの私は起業してから毎日のように凹み、悩んでいますが、凹んでうじうじしている心のスペースが勿体ない。

大好きな娘に惜しみない愛を注ぐために、「みんなで子育てをする社会」の実現に近づくために、心を成長させます。


頂いたサポートは全て本となり、私の知識となります。