家カレーをレシピにしてみた
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家カレーをレシピにしてみた

我が家はここ最近、毎週月曜日はカレーです。
理由は、息子が習い事(バスケットボール)で帰りが遅いからです。結構くたくたで帰ってくるので、そのあとのお風呂や睡眠時間のことも考えると、さくっと食べられて、確実に好きなもので、そしてまあいっぺんに栄養もとれそうなものがいい、ということでカレーにしています。

お肉が豚肉の時もあれば牛肉の時もあり、玉ねぎ2個のときもあれば、玉ねぎ1個とセロリ1本の時もあったり、じゃがいもがなければさつまいもやかぼちゃになったりと、家のカレーなのでその日の冷蔵庫事情で多少変わり、味付けも毎度目分量ですが、作り方と味付けで使うものがほぼ一緒なので、結果的にまあまあいつも似たような出来栄えになります。

正直なところ、仕事柄いろんな家庭料理を試作して、計量して、そしてレシピをたくさん書いてきた中でも、カレー、特に家のカレーはレシピにすることがないと思っていました。こんなにもたくさんのプロやマニアの方による秀逸なレシピが溢れているので。

5人家族で、しかもよく食べるので、一度に作る量もまあまあ多く、カレーが本当に好きな方やマニアの方のレシピも世の中に洪水のようにあふれているので、正直あまり役に立つものではないかもしれません。でも「野上さんのカレーのレシピ知りたいです」と言ってくださった方がいらしたので、うれしくて、(多分一生に一度ですが)レシピにしてみることにしました。

・材料
豚肉か牛肉(脂の少ないもも肉とかのブロック 1キロ)
玉ねぎ1個、セロリ1本(葉っぱごと)、にんじん1本、ブロッコリーの茎(葉っぱも含めて)1本分、しょうが1かけ、じゃがいも4個 ※今回はこれにピーマン2個も入れました
クミンシード、ガラムマサラ、はちみつ、塩 各大さじ1
オリーブ油 大さじ2
カレー粉(エスビーの赤缶)・中濃ソース 各大さじ3
カットトマト缶 1缶
水 トマト缶2杯分

・つくりかた
①しょうがはみじん切り、じゃがいもは皮をむいて半分または4つ切り、その他の野菜はさいの目切り。切った野菜とオリーブ油、クミンを鍋に入れて火にかけ、玉ねぎが透き通るまで炒めます。セロリがない時は、玉ねぎをもう1個増やします。

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②お肉を入れて、(しっかり表面を焼くのは面倒なので)お肉の表面が白っぽくなるぐらいを目安に、ざっくり炒めます。肉は、我が家の子どもたちは脂身が結構苦手なので極力脂身の少ないお肉を使っています。今回は、豚もも肉の1口カットステーキサイズ、というのがお手頃価格で売っていたので、それを使いました。

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③カレー粉とガラムマサラを加えて、なんとなく全体にスパイスが混ざって粉っぽくなくなるぐらいまでざっくり混ぜます。辛味がほしかったら、ここにチリペッパーを入れますが、我が家は息子も食べられるように辛くしていません。

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④カットトマト缶と、水、塩、はちみつ、中濃ソースを加えます。この時にトマト缶で水を計量するのですが、中をすすぐようにすると、トマトがもったいなくないです。

ここからただ煮る作業になります。フタをして、沸騰したら弱火で1時間30分ぐらい煮ます。圧力鍋などがあればもっと時間短縮できるのですが、今我が家にはないので、ただひたすら煮ます。結構シャバシャバなので、途中マメに混ぜなくても、焦げ付く心配はあまりないです。
1時間半というとなんだか長い気もしますが、放っておくだけだし、寒くなってくると、鍋に火をかけていると家の中の暖もとれるし、元々、なにかが煮えているのが好きなので、この時間は気に入っています。

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⑤1時間半ぐらい煮ると、大抵どんなお肉もやわらかくなります。肉が柔らかくなったなあと思ったら、じゃがいもを入れます。じゃがいもでとろみをつけるので、ここから30分ぐらい、途中木べらなんかで混ぜながら、じゃがいもが煮崩れるまで煮ます。じゃがいもがないときは、さつまいもやかぼちゃを入れることもあります。一度ここで味見をしてみてください。もし塩気が足りなかったら、少しだけ塩を足します。

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⑥煮込み終わったら火を止めます。すぐ食べてももちろんいいんですが、ここから30分ぐらい置いておくと、全体がじわーとなじんでさらにおいしくなります。

出来上がった、豚もも肉のカレーです。

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こちらは牛もも肉でつくったカレーです(朝ご飯の残りのスクランブルエッグを入れています)。牛肉のほうが肉の色合いから、ちょっと濃い色になります。

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このレシピになるまでには、バターとカレー粉を炒めてルウをつくったり、スパイスをもっといろいろ使ったり、ブーケガルニをつくったり、赤ワインを入れたり、野菜をすりおろしたり、たまねぎを飴色になるまで炒めたり、と試行錯誤がありました。でも

●バター+カレー粉でルウをつくる
→めんどくさいし、結構胃もたれもするから省略
●スパイスを何種類も使う
→場所も取るし使いきれないのも嫌。ガラムマサラ=ブラックペッパー、カルダモン、コリアンダー、クミン、シナモン、クローブ、ナツメッグなどのミックススパイスだし、カレー粉=何十種類かのスパイスとハーブが混ざったやつ、ということは、ガラムマサラ+カレー粉でもうめちゃくちゃスパイス入ってるじゃん!
●セロリやブロッコリーを葉っぱごと刻んで入れる
→ローリエとかブーケガルニ、みたいな香味野菜は取り出さないといけないけど、セロリやブロッコリーの葉っぱなら臭み消しにもなるし煮ちゃえば食べられる
●赤ワインを入れる
→ないときに、これを入れなくてもまあ美味しくできたので、「なくてなはならいもの」リストから抜けました。
●野菜をすり下ろす
→よくよく煮ると、わざわざすりおろさなくてもよかった
●玉ねぎを飴色になるまで炒める
→野菜を最初にしんなりするぐらいまで炒めたほうが、野菜全体の甘味が出るのでこれはやったほうがいい。でも玉ねぎが飴色になるまで頑張るのは厳しいので省略

などの足したり引いたりを経て、最近はこのレシピに落ち着いています。スパイスなどの材料と、カレーの量の割に使う油が少ない(大さじ2)ので自分としては気に入っています。もしご興味があったら、つくってみてください。


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(株)ホオバル代表。https://www.horbal.jp 弁当家。ごく普通のお弁当を作り続けて30年以上経ちます。お弁当もお弁当箱も好き。 お弁当って、人を自由にする!と思っています。 社会人から小学生まで2女1男の母。マツコの知らない世界のお弁当の人。