自分の人生に恋をしよう♪♪ Natural.H.Lab 代表 "中園恵子さん"
本来の自分らしい生き方、そして女性としての本当の意味での豊かさや幸せは今ここすでにみんな持っている事をご自身の経験を通しメッセージされる中園恵子さんのお話を伺いました。
中園恵子さんprofile
出身地: 大分
活動地域: 福岡
経歴:
2009年より「カラダにやさしいおうち工房 Natural.H.Lab.」主宰。こうじ料理研究家として自宅教室、出張料理教室、1 Day Cafe、イベントなどを開催。
2014年飾り巻き寿司「寿司アート」で全国で1位になり、海外からの受講生や海外でも教室を開催。
数秘&カラー、キレイデザイン学、ISD個性心理学、カラーセラピスト、国際レイキ認定ティーチャー、ヨガインストラクターなど、様々な分野で指導者の立場になり、「女性のしあわせ空間FeliceFelice」を立ち上げ、女性の生き方、女性のしあわせについて発信をスタート。
テレビ、雑誌、ラジオなどメディア出演多数。
現在の職業および活動:
・Natural.H.Lab
・女性のしあわせ空間FeliceFelice 主宰
・ザクロエキス専門店で企画、広報&プロモーションを担当
・コミュニティラジオ天神<COMI×TEN>パーソナリティ
代表座右の銘: 自分の人生に恋をしよう♪♪ Love Yourself, Listen to your Heart ‼︎
自分のやりたいことは、自分の心に正直に！
Q1.どんな心の在り方や認識の変化が今の活躍に繋がっていますか？
中園恵子さん(以下、中園)：偏差値35ぐらいしかなく、大学受験なんてとても無理！と諦めていた私に、「4年生大学いけるよ！」という塾の先生のたった一言が、私の意識を大きく変え、そこから私の人生が180度違う方向へと流れ始めました。
今できないのなら、人の３倍５倍努力すればいい！人には無限の可能性があり、できないことなんて何１つない！と気づかせてくれたのは塾の先生のたった一言でした。
結果、念願だった大学に合格することができ、大学を卒業する時は、アメリカに留学したいと思うようになりました。
しかし、当時お付き合いしていた方と婚約することが決まり、ずっと目標にしていた留学をやめ、自分の人生ではなく、人に合わせた生き方をするようになりました。でもそんな私に待っていたのは、毎日、泣き暮らすほどの辛い日々。1年後、相手の両親から２人の関係も引き裂かれ、自分の夢だけでなく、何もかもを失う結果となりました。
あまりのショックで人間不信になり、しばらく引きこもり生活を送っていましたが、その時初めて「自分の人生ではなく、人の人生を生きたからこういう結果になったんだ」と気づき、この時に「人の人生ではなく、自分の人生を生きよう！」と心に誓いました。だからこそ、「自分のやりたいことは、自分の心に正直にやろう！」そんな生き方をしてきたと思います。
やらない選択ってなかなか難しいと思うんですが立ち止まるってとても大事
中園：結婚し子供が生まれてから
も、自分が本当にやりたいと思う事を大事にしながら認定講師の養成をし自立する女性のサポートをしていました。
しかし、だんだん夫婦の関係に溝ができはじめ、子供と過ごす時間も、家族で過ごす時間も失い、家計もいつの間にか私が支えるようになっていました。寝る暇もないほど忙しい毎日。実家に帰る時でさえ仕事を持ち帰る私をみて、「あなたが本当に幸せ！という姿を見るまで、私は死にたくても死にきらん！」という母の言葉を聞き、涙が止まらなくなりました。母の言葉で、自分がちっとも幸せではないことに気づかされ、もうこんな生き方はやめよう！と思った瞬間でもありました。
やらない選択ってなかなか難しいと思うんですが立ち止まるってとても大事だと思うのです。
そして、息子が小5の時に前からの息子との約束で2週間アメリカ旅行に行った時でした。
その間は一切仕事をしないと決めて息子とゆっくり旅行を楽しみました。
その時間がどんなに幸せだったことか…。常に走り続けてきた自分がどんなに苦しかったのかよくわかったのです。
この幸せは地位や名誉やお金では決して買えるものじゃないと気づき、その時離婚を決意しました。
止まることで自分がどういう状況の中で生きていたのかがわかり本来欲しいものが何だったのかがよく観えたのです。
追われているとそういう事を考える暇も感じる暇もないんですね。本当に行ってみて良かったと思います。
記者：ものすごい人生の転機だっんですね。心に正直に真っ直ぐ走り続けてこられたからこそ、止まるためには気づきや勇気、そして決断が必要なのだと感じました。
みんながWinWinの関係
Q2.どんな美しい時代を創っていきたいですか？
中園：与えることって先だと思うんです。みんな自分が自分が...と先に何かを得ようとしますが、そうではなく人に与えればあの人にも返してあげたいと思うのが人間だと思うので。
争ったり人から奪って自分が豊かになるとかは本当の豊かさではないし、いくらお金があっても淋しい人とかいっぱいいるじゃないですか。心豊かな究極の幸せって毎日穏やかで、笑顔で楽しく過ごせることだと思うのでみんなで協力しあい分けあえるようなそんな社会になったらいいなと思います。
男性と女性に役割があるようにひとり1人もその人にしかできない本来の役割があると思うのです。
みんな変わろう変わろうと頑張って生きてるけどあえて変わることはなく、苦手なことは得意な人に任せて自分は自分の出来ることをすればいいと思うのです。
1人の力って小さいし出来ることは限られているので、みんなが集まったらこんなことができるんだ！という想いを共有し活かしあえるといいと思いませんか？
そうなればみんながWinWinの関係になれるのだと思います。
今ある小さな幸せをもっとみつめてほしい
Q3.それぞれが得意なことを活かしあい変わる必要はないよと言うメッセージをあえて誰かに送るとしたらどんな人に送りたいですか？
中園：自分も色々あって今があるから起業しているママさん達を見てきてすごく心配になることがあります。
子供にとってこの大切な時間は戻って来ないので、幼少期の過ごし方が、この先、子供の人生においてどれほど影響を与えるのか？と思うと、もっと大事なことあるよ！とお伝えしたいです。
ずっと自立する女性のサポートをしながらいろんな方々と関わる中で、多くの自分探しをしている人と出会いました。
自分が通ってきたからわかるんですが、「変わりたい！」それはたぶん人と比べてみたり今の自分に満足してなかったり自分を輝かせることで何かを埋めようとして無いものを求めて行くんです。
でも埋まらないものってピースが違うからいくら何をしたって埋まらないのにもっともっと！と足りないって意識でずっと何かを求めて続け止まれないんです。自分でやってる時ってラットレースのように走り続けるしかないんです。
そして失った時に初めて気づくのです。
その人はその人の良さが絶対あるんです。でもそれって本人は大抵気づいてないし認めてないだけなんです。本当に欲しいものは、既に自分の中にあるんです。
それって何かをしないと得ないものでなく、思ったらいつでも目の前にあるんです。
外ばかり見てるから既に足元にある本当に大切なものに気づけないだけなんです。今ある小さな幸せをもっとみつめてほしいですね。
記者：ありがとうございます。足元にある大切なものに気づけた時に、本当の意味でのスタートラインに立てるのだと思いました。
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【編集後記】
今回インタビューを担当した岩渕、古川、木村です。
インタビューをさせていただく中で、緊張する私達を優しく和ませてくださりありがとうございました。
ご自身の人生の涙を総てさらけ出してでも、今を生きる女性達、そしてその先のお子さんやご家族の幸せまでをも思いメッセージされる中園さんに、凛とした強さと、すべてを愛で包み込むような抱擁力をとても感じました。
中園さんの今後のご活躍を心より応援しております。
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この記事は、リライズ・ニュースマガジン “美しい時代を創る人達” にも掲載されています。
https://note.mu/19960301/m/m891c62a08b36