塩辛いか乃@当たり前を疑うアラフィフ主婦ライター

世の中の当たり前を疑うアラフィフ主婦ライター。コラムニスト。同志社大学文学部英文学科卒…

塩辛いか乃@当たり前を疑うアラフィフ主婦ライター

世の中の当たり前を疑うアラフィフ主婦ライター。コラムニスト。同志社大学文学部英文学科卒。繊細マイペース息子と20歳年上の旦那と3人暮らし。乳がんサバイバー(乳房全摘・抗がん剤)。仕事のお問い合わせはyukaikayukako@gmail.comまでお気軽にどうぞ

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プロフィール/仕事のご依頼について(ライティング・WEB編集・コンテンツ企画)

はじめまして。「塩辛いか乃」と申します。 神奈川県在住のアラフィフ主婦ライターです。プライベートなことも書いているのであえて匿名で活動しております。 会社員時代にWEB編集、ライター経験。育児中にSNS起業で発信し、ブログ講座などを開催してきました。 「世の中のあたりまえを疑う」視点を大事にして記事を書いております。 このnoteは「コンテンツとして読めるもの」を書いていこうという意識のもとに始めましたが、ありがたいことに友人たちから好評をいただき、「面白い」「読みや

    • 藤原氏すげぇ。って話。NHK大河ドラマ「光る君へ」をきっかけに知った藤原氏のあれこれ

      やっと、1年を通して見られそうな大河ドラマに出会った。 今まで日本史など興味ゼロだったのだが、40半ばを過ぎてから「自分がもはや歴史の一部である」ことに気づき、急に歴史に興味を持つようになった。 それで大河ドラマを見るのだけれど、どうにもいつも断念する。その理由は、ほとんどの大河ドラマが乱世の世を舞台にしており、戦のシーンがめちゃくちゃ多く、バッサバッサと人が斬られて死んでいく生々しいシーンが多いからだ。映画やドラマで多少見慣れてはいるものの、想像力豊かなので、大量に人が

      • 30年ぶりにスキーに挑戦したきっかけは、高1息子のひとことだった

        まさかこの歳で、30年ぶりのスキーをすることになるとは思わなかった。 ユーミンの「恋人がサンタクロース」世代よりは後だが、大学時代はがっつりスキーブーム。流行に乗ってみたい気持ち、とにかく派手派手なスキーウェアを着てなんかウェイウェイしてみたいという若気の至りな時期に挑戦したことはある。 ただ問題はわたしの運動神経と臆病な性格。バランス感覚もゼロ。臆病なので思い切ってやる、ができずに「走る」以外の運動はすべて苦手。 何度も行ったことあったけど、スピードや転ぶのが怖くて初

        • 【追悼】伝説の映画宣伝プロデューサー、叶井俊太郎氏によせて。ペンネーム「塩辛いか乃」の発祥は叶井さんの映画がきっかけだった。

          映画界の異端児、映画プロデューサーの叶井俊太郎氏が亡くなった。享年56歳だった。 叶井さんは映画業界では超有名人。エログロなカルト映画やB級映画を買い付け、ぶっ飛んだ宣伝手法でヘンテコ映画を世に送り出し続けたレジェンド宣伝マンだ。 サラリーマンながら、その奇抜な発想力と行動力、人懐っこさで業界の異端児と呼ばれながらも数多くの映画監督や業界人に愛されていた叶井さん。 そんな叶井さんだが、末期の膵臓がんが分かり「余命半年」と宣告を受けた。けれど標準治療を選択せず、日常通り会

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          アラフィフ主婦が「40代からの女性限定ダンススクール」で小悪魔的セクシーKPOPダンスに挑戦してしまった話

          ついにデビューしてしまった。 アラフィフ、絶賛中年太りのわたしが、セクシーすぎるK-POPガールズグループのダンスを踊ってしまったのだ。 きっかけは、ある日届いた一通のメール。 昨年、BTSにハマったわたしは、推しのダンスを少しでも踊ってみたくてK-POPダンススクールの単発クラスを受講した。あまりに楽しくて大興奮のままnoteに体験記をアップした。それを見たダンススクール経営者の方から、ぜひ体験レポを書いてほしいという依頼をいただいたのだ。 ライター冥利につきる依頼を

          アラフィフ主婦が「40代からの女性限定ダンススクール」で小悪魔的セクシーKPOPダンスに挑戦してしまった話

          ものごとの「捉え方」ひとつで、幸せにも不幸にもなるなと思った話

          彼女の考え方が好きで、いつも尊敬している先輩がいる。 神社ツアーなどを開催している、くれや萌絵さん。 10年ほど前、萌絵さんが考案した「振り返りノート」の講座のファシリテーターをさせてもらったのがご縁でお付き合いが始まったのだが、当時から萌絵さんの思考回路が面白くて仕方がなかった。 ビビリであれこれ考えすぎて何事にも「うまくできなかったらどうしよう」と極度の心配性のわたしと対局で「なんとかなるからええやん」というシンプル思考の萌絵さん。ぐちゃぐちゃ考えて煮詰まっているとき

          ものごとの「捉え方」ひとつで、幸せにも不幸にもなるなと思った話

          海、虹、満天の星。オフシーズンの宮古島は癒しでしかなかった

          中学受験塾時代、母子ともに仲良くなった親子と、受験休みを利用して今年も宮古島に行ってきた。 昨年たまたま「育児が大変だからビーチリゾートで息抜きでもしたいよねぇ」という話から実現した宮古島の旅。オフシーズンで人が少ないうえ、どんな観光スポットにも興味ゼロでスマホばっかり見ている息子たちを連れまわすのにもちょうどよい広さ。という条件で残ったのが宮古島だった。 実際に行ってみたら大当たり。とても楽しく充実した時間を過ごせた。 これに味を占め、今年も同じ時期に行こうということ

          海、虹、満天の星。オフシーズンの宮古島は癒しでしかなかった

          超がつくほど「あがり症」の自分について、原因を考えてみた

          わたしは「超」がつくほどあがり症だ。 人前に立つことや人と話すことが好きなのだけど、オフィシャルな場や仕事のプレゼンとなると緊張して頭が真っ白になる。 なのに営業職とかやるもんだから、新規訪問で会社案内するのにアワアワして言えなくなったりして、そのたびに自己嫌悪。 客先に慣れてくるとだんだん大丈夫になってくるのだが、本当に最初の頃は緊張がひどく、前日も眠れなかったり、プレゼンの一週間前からソワソワしたりとなかなかのものだ。 それでも経験を重ね、子どもが小さい頃には講師

          超がつくほど「あがり症」の自分について、原因を考えてみた

          必要に迫られ寝室にワークスペースをつくってみたら、新たな発見があった

          まさかこんな日が来るとは思わなかった。 わたしは産後、主婦起業やライターの仕事で、リビングに据え置きのデスクトップマシン1台で今まで仕事をしてきた。 だけど昨年の夏、たまたまお声がけいただいた仕事でいわゆる「リモートワーク」もするようになってきた。 ひとりで作業するのであれば、リビングに人がいようが何であろうが関係ないのだけど、zoomで打ち合わせとなるとそうはいかない。 わが家は夫が嘱託でわりかし在宅することが多かったり、息子は学校があるのに行かなかったりと、本来な

          必要に迫られ寝室にワークスペースをつくってみたら、新たな発見があった

          薄毛に悩む85歳の母に、抗がん剤経験者のわたしがウィッグ指南した話

          自分の経験で得た知識が、誰かの役に立つことに喜びを感じる。 そんな、おせっかいおばちゃん気質のわたしは、85歳になる母にも何かとおせっかいを焼く。 母はわたしと違ってあまり自分から行動するタイプではない。あるものでなんとかする、というマインドなのでついつい手を出したくなる。 過去には、もともと難聴があった母が一人暮らしするにあたり必要だと判断し「まだ聞こえる」と主張する母を説得して補聴器を買いに連れて行ったり、不愛想な歯科医が入れ歯を調整してくれないとなれば自分が信用し

          薄毛に悩む85歳の母に、抗がん剤経験者のわたしがウィッグ指南した話

          未知の自分へ、変化を楽しむ。歴史ある香水に心奪われるアラフィフの話

          わたしの鼻はとても敏感だ。 妊娠前までタバコを吸っていたのであまり鼻が良いという自覚はなかったが、妊娠を機に禁煙。鼻が特に敏感になると言われているつわり期を迎え、本格的に鼻が良くなった。別室で寝ていてもご飯が炊ける匂いが分かるくらい。 出産後もその鼻の良さは変わらず、いまに至る。鼻が良いというのはいいことばかりではない。人工的な香りが強い洗濯洗剤などに気持ち悪くなってしまうなど困りごとが増えた。 電車の隣に座った人、映画館で隣に座った人などの香りがきついとそれをこらえる

          未知の自分へ、変化を楽しむ。歴史ある香水に心奪われるアラフィフの話

          和食を科学する。日本人の知恵を知る。国立科学博物館「和食展」で日本の食を奥深く学ぶ。

          息子が恐竜好きで、博物館通いをし始めてからはや10年。はじめは夏休みだけだったのが、だんだん春休み、冬休みのシーズンも行われる特別展に通い始めた。 今回の冬シーズン特別展はなんと「和食展」。 恐竜だの生き物だの「ザ・男子」な展示より若干地味な印象は受けたが、日本の文化に興味があるわたしがぜひ行ってみたいと思い、息子を駆り出して正月の上野へ。 今年の年末年始、関東は比較的暖かくて助かる。 この和食展、実は2013年に和食がユネスコ無形文化財に登録されたことを記念して、20

          和食を科学する。日本人の知恵を知る。国立科学博物館「和食展」で日本の食を奥深く学ぶ。

          フリーの仕事が増えたので来年は「〆切手帳」を使ってみることにした

          気が付いたら今年が終わろうとしている。早い。早すぎる。 早すぎて今年の前半の記憶がない。 振り返ってみたらこの1年で仕事の幅が広がり、去年の今ごろは想像もできなかった状態になっている。忙しくなってヒーヒー言ってはいるけれど、ほんとうにありがたいことだ。 お仕事一覧はこちら だがしかし、時間の使い方が下手くそでいつも「ギリギリガール」なわたしは、常に何かに追われている気がしてプライベートの時間を存分に楽しめていないということにも気づいている。 家のことができずにカオスの

          フリーの仕事が増えたので来年は「〆切手帳」を使ってみることにした

          何かにつけて「ずるい」「不公平」と言う人の心理

          東京都の小池知事が、高校の実質無償化を発表した。 私の第一印象としては「さすが東京都はやることが早いな。なかなか動かない国に先行して素早く行動できるのは評価できるな」と思って見ていたのだが、驚いたのは街の声。 朝の情報番組で周りの近隣県民にインタビューしていたのだが、「ずるい」とか「不公平だ」とかいう意見が出ていたのだ。 とにかくびっくりしたのは、いい年をした子持ちのオッサンが、「うちは多摩川を渡ってすぐの川崎市で目と鼻の先が東京都なのに、自分たちがその恩恵を受けられな

          何かにつけて「ずるい」「不公平」と言う人の心理

          運のいい人は、そうなるべくしてなっている。日頃の行いって大事だな。と思った話。

          パート先の店長が退職した。けれど、残念ながら誰も悲しまなかった。 就任前から噂は流れてきていたが、噂通り、就任後もこの店長は全くやる気がなかった。本人なりに「やる気はあるつもりです」とは言うものの行動が伴わない。 とにかく全てにおいて「責任を取りたくない」と言う気持ちが前面に出てしまう。お客さんが待っていても「そこでお待ちください」と他のスタッフが動くまで自分は動かない。人と関わるのが嫌なのか、案内が不親切。彼が来てからこの店のクレームは増えた。悲しいことに「店長らしき男

          運のいい人は、そうなるべくしてなっている。日頃の行いって大事だな。と思った話。

          大都会の赤坂で神社巡り。都会の威厳と江戸時代のタイムスリップを同時に味わう。

          10月に引き続き、くれや萌絵さんの神社ツアーに参加してきた。 今年は息子の旅行に合わせてどこかに行くこともできなかったので、2回も東京で萌絵さんのツアーに参加できてうれしい限り。 萌絵さんと一緒に参拝すると、その歴史とか由緒、はたまたその神社のご祭神から連想されるテーマみたいなものまでお話ししてもらえて、神社や神さま、さらに歴史のことがすごくわかるし、神さまの話や神社そのものもとても身近に感じる。歳をとったせいか、歴史が息づいている土地の話を聞くととても面白いし、自分一人

          大都会の赤坂で神社巡り。都会の威厳と江戸時代のタイムスリップを同時に味わう。