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8/26個展制作日記(次の山の課題)

個展の準備が大詰めになったのと、季節の変わり目とでしばらく体調が不安定だったけれど、すこし落ち着いてきた。日記、ぜんぜん書けてないな。

個展に出すものを仕上げていくうちに、個展で伝えたかったこと、やりたかったことがあらかたまとまった感覚があった。そして思考の上ではもう今回の個展は終わって、次の課題へとシフトチェンジしているのがわかった(自分の意志はあんまり関係なく切り替わる。「次の課題はこれです」って出題される感じだ)。

今回やりたかったことは、個展で見届けていただくことにして、次は「ひとと協働する」ということが課題になりそう。これは前回の個展からゆるやかに形作られていて、このたび晴れて次登る課題の山となった感じ。

ひととともに何かをするというのはあんまり得意じゃない。会社づとめのときは相手の意向を汲みながら探っていくという感じで進めていたけれど、個展における協働では、わたしはわたしの意志をしっかり持ち、その理念に共感してくれて、自分の力で何かを作れるひとたちと見たことのないものを作るためにタッグを組むというイメージ。

ひるがえって今回の個展では、友人の力を借りながら進めてきたけど、自分の中の課題–自信のなさやキャパシティの小ささ、予測の精度の低さ、判断すること、などなどと向き合わねばならない瞬間がいくつかあった。
自分やっていることに自信と勇気を持つことは少しずつできるようになったと思っていたけど、やっていることを結実させるために、どういう判断をするかということはこれからの課題になる。

ありがたいことに、いまはプロとしていろいろなお仕事をさせていただいているし、個展も全力を傾けて取り組んでいる以上、つねにできるだけよいものを提示しつづけたい。ひとつの表現としてひとに見せる以上、自分起因の妥協はしたくない。

協働すること、考えていこうと思う。

いつもお読みいただきありがとうございます。いただいたサポートは、これからの作品作りに使いたいと思います。