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8/1 個展制作日記

本腰を入れて制作を始めてから、なぜかお仕事のお話がいくつか舞い込んできた。それまでしばらく閑散期だったのに、急に締め切りが並んでいてありがたく、その一方で気持ちばかりが焦っている。気が小さいのである。

そんな中で先日、魂を込めた納品が一つ済んだ。自分の中では絵と向き合う気持ちがまたひとつ変わった大切なお仕事なので、早くお見せしたくて仕方ないのだけれど、リリースは11月なので展示には間に合わない。

それにしても暴力的な暑さだ。部屋のクーラーの効きがあまりよくないから、首にアイスノンを装着して、ラフを描いたり、色を塗ったり、ハサミで切ったりしている。何時間かしてイスから立ち上がり、洗面所で手を洗いながらふと目をあげると、頬が上気し、髪の毛はぼさぼさで、首にはタオルで、ぼんやりした顔をしているわたしがいて笑ってしまう。絶対に人様に見せられない。

こんなんで個展にお客様をお迎えして大丈夫かなと、真剣に夫に相談した。返答は想像にまかせたい。

いつもお読みいただきありがとうございます。いただいたサポートは、これからの作品作りに使いたいと思います。