【メンタルコーチ】という私のお仕事。
たまにはお仕事の内容でも書こうかと。
昨日バニーズ京都時代のコーチとZOOM使って話してたの。
そのコーチは今はコロナの影響で帰国してるけど、普段はメキシコでサッカーの指導をしています。
良かったらTwitter覗いてみてくださいね。給田コーチです。
（現役時代、給田コーチなんて呼んだこと無いけどww）
バニーズの時のコーチなんだけど、色々ぶっ飛んだ思い出がありすぎて、２時間半くらい喋り倒しましたね。笑
昔のサッカー仲間は本当に宝物です。(仲間というかコーチだけどね。笑)
さてさて、そんな給ちゃんと話していて感じたことを早速書いていこうと思います。
文章を書くのは記憶が鮮明なうちに書くことをオススメします！
人は、忘れる生き物ですからね。感情の乗った文章じゃないと人の心にはなかなか届きません。
まず、給ちゃんには「メキシコのサッカー事情」について色々と聞きました。
日本と違うところがたくさんあって、おもしろい話がたくさん聞けた。
良かったらこの記事読んで見てください、給ちゃんがインタビューされた記事です。
おもしろい。
国が違うだけで、こんなにも育成のしかたが違う。
日本もいいものはどんどん取り入れるべきだし、海外で勉強しているコーチたちももっともっと積極的に良い情報を発信していけば、とてもいい環境ができていくな〜と感じました。
そんな日本サッカーの未来も楽しみ。
さて、そんなメキシコサッカーのお話を聞く中で私が「お〜！！」と思ったこと書き残しておきますね。
「メンタルコーチ」
メキシコサッカーには給ちゃんいわく、サッカーチームに「メンタルコーチ」がいるのが普通らしいです。
聞いた話、毎日ではないけど、練習に顔を出してくれていて、週に1度、選手との面談の時間もあるみたい。
そしてメンタルコーチが指導者と選手をつなぐクッション役となり、パイプ役となる。
メンタルコーチのサポートを受けるのは選手だけではなく、指導者も。
スポーツは人間と人間との関わりですから、それぞれの役割を円滑に進めるためには必要だと。
素晴らしいよね。
スポーツって自分との戦いで、選手たちはいつも、何かしらのストレスを感じて生きていると感じます。
私もそうでした。いつも何かに追われていました。
結果が出なければそれだけで毎日が苦しく、辛いです。
怪我をすれば、来シーズンはどうなるのか不安で仕方ありません。
プロの選手は特に、いつ自分が「無職」になるかわかりません。
その中でも、選手たちは1シーズン、1シーズン、命を削って戦っています。
1番は自身の技術向上が大事だと感じますが、そこにフォーカスできない心の状態の時も、実際にあると思うのです。
メンタルが…というよりも先に、誰にも負けない技術があれば、そんなこと考えないですみますが、そのような選手は本当に一握り中の一握りだと感じます。
実際には、練習にこられなくなってしまう選手もいます。
行き先が、グランドではなく、病院になってしまう選手もいる。
そんなサッカー界の現状を知って欲しいと思います。
しかし間違って欲しくないのが「誰も悪くない」ということです。
こういった話をすると「その選手のメンタルが弱いんじゃないのか？」という意見が出ることがありますが、メンタルに強いも弱いもありません。
そもそも「心」の基準ってなんですか？と、逆に問いたい。
この問題は、その現状を捉え切れていないサッカー界やスポーツ界が改善していかなければならない、今後の課題だと思っています。
さらに個人的意見ですが、女性アスリートに対するセクハラ問題や、パワハラ問題も確実に改善していかなければならないと感じます。
でもなかなか、そのような問題は表には出てこない。
まじ「クソ」って思ってます。笑
そのような、なかなか表に出てこない問題を改善していくべき、していかなければならない、と私は自分の経験から感じ、また、様々な選手を見て思ってきました。
私は、前十字靭帯断裂×3回の怪我もしました。
その度に、生きてる意味がわからなくなりました。
セクハラも受けました。
私が悪いのかなと思い返すことも、いまだにあります。
しかし、サッカーが大好きです。サッカーという素晴らしいスポーツを愛しています。
だから、大好きなサッカーが美しいものであって欲しいと心から願います。
そのために「メンタルコーチ」という存在が、もっと普及して欲しいと感じています。
なんの権力も影響力もない私ですが、少しずつこの現状を変えたいです。
今回、メキシコサッカーをよく知る給ちゃんの話を聞いて、久しぶりにこんな言葉たちがが溢れてきたのでここに書き残させてくださいね。笑
暑苦しくてごめんなさい。笑
実際に私のが子供たちに行っているトレーニングは、
「メンタルってなんだろう？」
から、
「夢ってなんだろう？」
さらに、
「その夢に対して現状はどうだろう？」
そして、
「今は何をすべきだろう？」
結果的に「今」の「現状」にフォーカスするものです。
過去は変わりません。変えるなら「今」なのです。
そして「未来」が変わっていく。この法則は変わることはありません。
そんなことを面白おかしく、なるべく選手の目線に立ってお話ししながら「楽しい」を第一に進めさせてもらっています。
ノートを活用することの大切さ、などなど、わかってもらえたら良いな〜と心の中で思いながら。笑
でも、それは大人の私の想いであって、選手たちの今を尊重したいので、それに関しては強くは言いませんし、強制はしません。
全ては自発的でないと続きません。
「褒められるから」「怒られるから」そのような外発的なものによって起きたアクションは長続きはしないと感じます。
それを理解しています。自分がそうでしたから。
さらに、本当に心の底から上を目指している選手は、何も言わなくても勝手に取り組もうとしますからね。
それもちゃんとわかっています。
そんな一流選手を間近でたくさん見てきましたからね。
その経験が、仲間の存在が、今の私のメソッドを作り上げています。
そして、監督や指導者の方からの相談も常に受け付けています。
チーム全体のこと、選手個人のこと。
サッカー指導者は、サッカー指導者であって、選手の心のケアをすることは、必ずしも必要では無いと感じています。
（もちろんそこまで出来たら素晴らしいと思います！）
だからこそ、私は頼って欲しいと思います。
私は指導もしますが「メンタルコーチ」でそのチームに所属してる以上、指導者ではなく「メンタルコーチ」なのです。
選手もたくさん悩んでいることは先ほどお話ししましたが、もちろん指導者も様々な悩みがあって、さらに保護者の皆様も、ものすごーく悩んでおられます。
私が契約しているチームのコーチからもよく電話があります。
話しただけでスッキリされるコーチ、何かヒントが欲しいコーチ、本当にいろんなお話を受けます。
聞いてるこちらも勉強になりますし、お電話くださったコーチも、だいたい電話終わる頃にはスッキリした声になっていただけます。（ありがたい）
さらに、育成年代は、選手よりも保護者の皆様の方が悩んでいると感じていて、実際そのような相談が寄せられることがとても多い。本当に多いです。
子供は辞めたい、親は続けさせたい、など、そういった相談など。
実際に、私、そのチームの監督、保護者の方で会議みたいなこともしたり。
様々な視点がありますので、じっくりとお話を聞きながら、誰もがいい方向に向かうような提案をさせていただいています。
経験したことないことが起きれば、誰もが悩みます。
それが普通です。
だからこそ私がいて、何かのヒント、心の中に眠っている感情・・・そういったものを引き出させていただきます。
そして少しの安心を感じていただけたら嬉しい。
人は安心を感じられると、何かアクションを起こしやすいと感じます。
だからそんな存在でありたい。
私が選手時代欲しかったものは、間違いなく「安心」。
私がこのチームに必要とされているんだという「安心感」でした。
誰もが、存在を認めて欲しいのです。
これは本能です。
この感情が得られて初めて、自己実現へと進んでいける。
そう考えています。
・・・
メキシコサッカーではメンタルコーチ がチームにいることが「当たり前」。
アメリカもそれが普通のようです。
想いを再確認できたので、給ちゃんに色々話が聞けて良かったと、心から感じます。（給田サンキュー！！！w）
実際にそんな国がたくさんあるんだから、少しでも日本に「メンタルコーチ」が根付きますように。
私は心理学者では無いし、大学でそういったことを専攻してきたわけでも無いですが、何よりも自身の「経験」と「想い」をベースとして活動させていただいております。
何かございましたら、お気軽にご相談ください。SNSのDMからでもなんでも。
ヒェ〜
今日も長くなった〜！！！笑
最後まで読んでくださった方いたら、本当に感謝！！
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ゆか
♡
吉野有香 Yoshino Yuka
元なでしこリーガー、サッカー指導者、メンタルコーチ
ただのサッカー大好き人間です。
女子サッカーを盛り上げて、いつか女子サッカークラブのオーナーになることと、女子サッカー応援番組を持つのが夢です。本気です。
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