ビビりながらも終わってみたら楽しいもんだ。

2020年10月12日 00:06

今日は関東女子ビーチサッカーリーグの最終節でした。

MCをやらせてもらって、早いものでラストDAYでしたわ。
あっという間ですね。

実はビーチサッカーのルール、あまり知りませんでした。
むしろ全然わからないことだらけです。

リーグ初日。

「台本」が渡されると思っていた初日。

それが・・・甘かった。笑

女子ビーチサッカーはまだ歴史が浅く、関東リーグも、今年からスタートしています。
そう、初年度らしいです。

なので運営側の皆様も、いろいろと初めてのことが多く、、、。

当日、会場入りした私には、当然、台本など用意されているわけがなく。笑

あるのは机に、大きなスピーカーと、マイク1本。

その時、、感じました。

「あぁ、吉野有香が、試されているな・・・」

と。笑

スタートの挨拶、選手紹介、チーム紹介、審判紹介。
そしてさらには、実況。
そして、締めの言葉。

全てが初めての経験です。

選手だった頃の記憶を呼び起こし、アナウンス的な言葉はなんとかなりましたが、実況なんてやったことありません。

そんな時に、ビーチサッカーの男子選手（日本代表・大場選手でした）が助けてくださり、なんとかコツをつかめました。

が、
その日は帰ってから、自分なりに少し反省し、とにかくYouTubeでビーチサッカーを検索し、試合を観る…というか、実況の人がどんな状況で、何を言っているか、電車などの移動時間に聞きまくりました。

DAZNのサッカー解説も参考にしました。

素人なりに、どうにか、女子ビーチサッカーを盛り上げられたらいいな、と、少し努力というものをしてみました。

その実況の言葉を全てノートにメモを取り、第二節の試合に持っていき、そのノートをカンペとして、試合状況に合わせて、言葉を選んで、喋りました。
「ゴーーーール！」と叫んでみたりしました。

その時のイメージは、やはり良く聞く声、グランパススタジアムDJヨースケさんのイメージです。

同じようにはできるわけもなく、あんなにカッコよく選手の名前を呼べるわけでもないのですが、なんとなく心の中ではイメージしながら・・・。

そんなスタートでしたが、なんとか最終節まで務めることができました。

こんな私が話して、選手の皆様はどう思うんだろう・・・とか不安になった時も正直ありましたが、、

選手の皆様も、各チームのスタッフの皆様も、運営の皆様も、温かい言葉や、拍手を下さったりして・・・実は何度も泣きそうになっていました。笑

とても涙腺がゆるいのです。

本当は不安だったから。

そして、新たにビーチサッカーに関われたこと、とても嬉しく思います。

綺麗事とかではなく、本当に、心から、サッカーは素晴らしいな、スポーツは素晴らしいな、と感じることができました。

手作り感のある会場、そして運営。

私が選手だった時には気付けなかったことに、気付けたしがします。
とても温かいものがありました。

ここには書き切れないほどの、感動を、本当にありがとうございました。

大袈裟かもしれませんが、とても大事なものを、得られたような気がしています。

初めてのことを経験するのは、とても怖いこと。

私も「実況なんてできるわけない！」と最初は思っていました。

だけど、やらなきゃいけない状況になれば、なんとかなるもんですね。

そして、最後には、楽しくなってきちゃうんだからね、人生って面白いね。

ゆか

♡

吉野有香　Yoshino Yuka
元なでしこリーガー、サッカー指導者
メンタルコーチ、起業コンサル、SNSコンサル
サッカーイベントMC

個別コーチング・コンサル、
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ただのサッカー大好き人間です。
いつか女子サッカークラブのオーナーになることが夢です。本気です。

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