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結局、自分に後悔するのだから


鹿児島に向かう飛行機の中にいます。

今日のトップ画像は、左から私を鹿児島に呼んでくれたうっちーこと内田さん、私、会社の共同経営者の実加です。

ANAも国内線のWi-Fiが無料になって、飛行機の中でも気軽にインターネットに接続できるようになりました。気のせいか、よくよく乗る伊丹便では接続状態に恵まれないことが多いのですが、この鹿児島便ではサクサクです。ちなみに機内、結構空きがあるので、ネット接続も余裕なのかなぁ…。

ここ数年、旅することが増えました。社会に出て仕事に夢中になったり、子どもが生まれたりして、なんだか旅から遠ざかっていた時期もあるのだけど。元々は、小さい頃あちこち連れて行ってくれた両親の影響で、大変な旅好きでした。

旅しなくなったのは、自分で自分に色々な「呪い」をかけていたからなんです。以前に書いたnoteから、引用します。

なんとなく、結婚したし、子供も生まれたし、私の夫はそんなに旅が好きではないし。「私は海外へは、行けない」と思い込んでしまったこと。
「行こうよ」と声をかけられても、「まだ子供小さいから、私には無理だよ」と答える度に、自分に呪いをかけていた。
言葉って、特に自分で発した言葉って、一番近い自分が一番良く聞いているのです。困ったことに、脳は主語を認識しないらしいしね。


これは、「私は海外へは、行けない」という呪いですが、他にも色々かけたことがあります。もう、日々たくさんの「私には〇〇なんてできない」という呪いをかけてかけて生きている、と言っても過言ではありません。

背が低いからそのスカートは履けない、似合わない。
髪の毛の量が少ないから、前髪が作れない。
お金がないから、時間がないからウユニ塩湖になかなか行けない。

これ、本当に「そう」なのかな。立ち止まって考えてみたら、そして正しい人にアドバイスをもらったら、するっと解決して実行できることばかりなんじゃないかな。だってほら、世界征服したいとか、そんなたいそうなことじゃないんだから。

実際、背が低くてもヒールを履いてカバーすることもできるし、欲しいスカート自体の丈を直すことだってできるんです。
髪の毛は確かに少ないけど、以前、美容師さんに相談したらちゃんと憧れの厚めの前髪は作ってもらえました。

ウユニ塩湖はいまだに行けてないけど…!

結局、私は実行するのにかかるコストや労力を考えるのが面倒臭かっただけ。あまりにも多すぎる情報量や選択肢に絶望して、考えることを辞めてしまっていただけ。
いわゆる思考停止です。思考停止した上に、軽々と実行する人をうらやむ気持ちはわいてくる。自分の人生の主人公は自分だから、自分で考えて決めて行くしかないのに。

だから、「ああすればよかった」と後悔することが良くありました。
今でもなくはないのだけど、ずいぶんと減りました。
きっと一人で考えて、一人でやろうとすることをやめたからだと思います。家庭と会社以外にも、オンラインサロンやSNSを活用していくつかの居場所を持ったから。

コミュニティの学びの力については、『知ってるつもりー無知の科学』という本がオススメです。

一人一人の人間は、自分が思っているよりずっと無知であり、個人としては賢くないのです。けれど人は、集団としては賢いのです。
「私たちは共同してモノを考える」のであって、そのためには知能指数より他者と協力する能力の方が重要になる。

なんていうことが書いてあります。是非に。


「ああすればよかった」と後悔するのは、自分が自分の頭で考えなかったから。一歩踏み出す勇気を出せなかったから。
結局、そのときの自分に後悔している
そして自分への後悔は、確実に自己肯定感を下げて行くんですよね。

自分の頭で考えなければならないけれど、一人の力には限界があるから。私は居場所を得ることで人生を変えてきました。
まわり中そういう人で満たされたら私も幸せだから、今、居場所づくりをしています。

「鹿児島に、講演に来てください」
と言われたら、数年前の私だったら躊躇していたことでしょう。本業じゃないし、家族になんて言おうとかなんとか言って。
そもそも数年前の私だったら、声自体かからないんですけどね。

今は、「はい!」と返事をしてから、どうやったら行けるかを考えます
第一声を発するときに大切にするのは、「やりたいか、やりたくないか」だけ。その気持ちだけが、決断の理由になります。
後のことは、実現するために何をすればいいかを逆算して考えるのみ!

鹿児島に到着して、素晴らしい景色を見に連れて行ってもらっています。奥にひょこっと桜島、見えています。

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どの時点の自分に対しても、私はもう後悔しない。


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Yuka Shibayama
会社を経営したり、オンラインサロンを運営したり、秘書をしたりしているワーママです。

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