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星乃あんりさん公式サイトリリースに寄せて

本日土曜日ですが、仕事でリリースがありましたので、なんだかわちゃわちゃしておりました。
いつだって、つくったものを世に出す瞬間はどきどきです。

何を出したって?
女優・星乃あんりさんの公式Webサイトです。
早速、貼っちゃいます。

あんりさんとは、それこそ私の会社ラブソルがWebサイト制作に関わったアパレルメーカーさんをきっかけに知り合いました。
サイトを作り、そこに掲載するためにシーズン毎の撮影もアレンジさせてもらい、ずっとお付き合いを続けてきたグラン山貴さん。あんりさんは、ある時からグラン山貴さんのイメージモデルのお一人となられました。

グランさんのサイトも自信作! なのです!

あんりさんセレクトのグランさんのお洋服たちを、あんりさんが着て撮影し、ECサイトに掲載する。そんなお仕事の始まりのときに出会いました。

でもね、初対面じゃなかったんです。いや、初対面か…。
私は、散々、舞台上のあんりさんを観ていた観客の一人でした。

そう、星乃あんりさんは、宝塚歌劇団OGなのです。

ラブソルには、宝塚歌劇団関係のクライアントさんがたくさんいます。私と実加が起業をしたきっかけが宝塚なのだから、ある意味当たり前かもしれません。
それでも、会社として安定させ、成長していくために事業の舵をB to Bに切ってからは大きく増えることはありませんでした。問い合わせや紹介があったら対応はするものの、特に増やしたいという意思もなかったからそれで良いのです。

とはいえ、変わらず宝塚は大好き。隙あれば観劇するし、宝塚関係のお仕事はもはや趣味のようなもので、儲けることすらあまり考えていないという…。
クライアントさんであるグランさんのところで宝塚OGの方とご一緒することになるとは、縁ってあるのかなぁと不思議な気持ちになりました。

撮影でお会いしたあんりさんは、そりゃあもう舞台で観たまんまの美しさ。後ろから照明当てているのかな、と思うくらい発光しているんです。
優しくて明瞭な声、洋服を纏って動き出すと華麗な妖精のよう。
タカラジェンヌは、舞台でお芝居も歌もダンスもすべてこなしますからね。やっぱり話して動いていると、輝きが増すんですよね。


それからは、年に何度かある撮影のときに顔を合わせて、少しだけお話をするくらいのお付き合いが始まりました。撮影に入ると、お世話になっているカメラマン稲垣さんと、メイクの奈良原さんと、グランさんのデザイナーさん、ブランドマネージャーさんに基本はお任せですから。

ある日、グランさんの担当の方に「あんりさんがラブソルさんにサイト制作を相談したいとおっしゃっていたので、連絡があるかもしれません。」と声をかけられました。
きっとサイトを作りたいとお話があったときに、グランさんが勧めてくれたのでしょうね…。ありがたいことです。サイト制作のお仕事は、そう大々的にはやっていないので、ほぼ100%紹介で成り立っているんです。

そういえば、あんりさんは撮影の度にスタッフみんなと自撮りをされるので、それを受け取るためにLINEを交換していたのでした。
果たして、そこにあんりさんから連絡が来たのです…!

(あんりさん恒例、スタッフみんなと自撮り!)

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というわけで、近いような遠いような存在だったあんりさんと、がっつり直接のお仕事が始まりました。

あんりさんは、宝塚の娘役のイメージそのまんまという容姿の持ち主で、本当に可憐で美しいです。
しかし、「元宝塚」という枠にはまらない思想の持ち主でもあります。退団後イタリアに留学されていたり、事務所に所属しない「フリーランス女優」という立場を貫かれています。

自分が何のお仕事をして、何をしないのか。ご自身で決めて生きている人

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私と実加は宝塚ファンであるが故に、あんりさんが現役の頃のイメージも持っているし、娘役の定義のようなものもわかっている。OGがどのような道を歩むケースが多いのかも知っている。
だからこそ、あんりさんをその「型にはめないこと」がこの仕事の課題だなと感じました。

サイト制作の過程で、あんりさんからはさらなるお仕事を依頼いただくことになりました。お仕事を受けるために必要な「コンポジ」と呼ばれるプロフィールシートの制作、そしてファンミーティングの運営とグッズの制作
サイトが仕上がっていく過程で、文章を書くお仕事をしてみたいというあんりさんにnote開設を勧めて実際に始めたり、さらにはECサイトも作ろうということになりました。(近日公開!)

(ファンミーティングでのあんりさん、その美しさたるや…)

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まだどうしても発表できないけれど、ラブソルでもまだやったことがないようなことにも関わらせてもらうことになりそうです。ええもうちょっと怖いくらいの。でも、やる。

あんりさんの公式noteはこちらです。


これが、どれほどの信頼を寄せてもらってのことかということは、わかっています。だからこそ、あんりさんのプロジェクトに関わるメンバーは良い意味で緊張をしています。

相談してもらえることが増え、それに応えたいと思う過程で、ラブソルのアライアンスメンバーでらみの存在が私の中で大きくなってきました。
これは、一人の女優、表現者のブランディングに関わる仕事だと自覚したとき、クリエイティブディレクターをつける必要があると強く思ったからです。

現時点ではまだまだ発展途上のでらみですが、だからこそ、あんりさんを誰よりも愛して一緒に歩んでいけるはずだ、という確信めいたものを持っていました。
ええ、私、たいてい直感でしかないんです。でも、自信あります。直感って、単なる感覚じゃないんですよ。これまでの積み重ねから弾き出されるものだから。私、それには自信があるんです。

当初は、いわゆる業務委託の形で単一のデザイン業務を依頼していましたが、あんりさんの件は丸っとでらみが担当するんだよ、というように関わり方を変えました。
思えばその過程で色々な依頼が増えたのだから、まさにでらみが彼女自身の力と愛情で持って、あんりさんから次々とお仕事をいただいたのでしょう。

(最近の二人の信頼関係には、ちょっと泣けるくらいのものがあります)

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サイトも、コンポジも、一つのデザインも言葉の一つも、すべてが「星乃あんり」という表現者を表すものである。その世界観は統一され、彼女のメッセージと一致している必要がある。

私たちはできる限りあんりさんの言葉に耳を澄ませて、その姿から感じ取ってきました。
しかし、時に詰めきれず、サイトのコーディングを担当してくれているアライアンスメンバーの児島くんに多大なる迷惑をかけたことも…。ごめん、大ちゃん。

そんな私たちにとって一つのマイルストーンであった公式サイトが、本日公開されました! 最後はもう駆け足。あんりさんにも、でらみからたくさん宿題が出されました。

その宿題に対しても、あんりさんは
「宿題頑張ります!同じ宿題でも、楽しい宿題なので、全然嫌じゃない不思議」
という言葉を返してくれました。

こういう方とお仕事をさせていただけて、幸せです。ラブソルを信頼して、課題もくれて、そのおかげで階段をいくつも上ることができています。
もうね、自分たちに発信する力が足りなさすぎて、もどかしい思いばっかりです。

まだまだあんりさんとのお仕事は、道の途中。
この先、私たちはもっともっと成長して、表現者、女優星乃あんりを全力でサポートしていきます。

それは、ラブソル設立当初に掲げた理念そのものだから。

オリジナリティを追求するひとにとっての、羅針盤でありたい。

LA BOUSSOLEは、フランス語で「羅針盤」を意味します。
“オリジナル”を求めるひとにとっての羅針盤になることを目指し、
ものづくりとデザインの力で、
世界をちょっとだけ明るく照らしていきます。


会社のnoteに書いてもいいような内容ですが、本日別のメンバーが更新しているので、溢れる想いを個人noteにしたためました。

一緒に走らせてくれるあんりさんに、最大限の感謝を。
あんりさんを精一杯愛し、理解しようと努力し続けるでらみに、愛を。


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Yuka Shibayama
会社を経営したり、オンラインサロンを運営したり、秘書をしたりしているワーママです。

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