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乳がん闘病記(13)CT検査〜2024年9月24日

気温調整が苦手な令和ちゃん、猛暑日から一気に秋風を運んできたと思ったらやっぱり日中は30度超え、という日にCT検査に行ってきました。

ドセタキセル4クール終了、27日からはEC療法に入ります。
その前にドセタキセルの評価と、今後の治療方針の決定のための検査です。

事前のレクチャーでは
・特に食事制限などはなし
・造影剤が腎臓に負担をかけるため、事前に300〜500ccほどの水、またはお茶を飲んでおく
・検査後も早く造影剤を排出するために、いつもより多めに水分摂取する

といった説明がありました。

バス停までの道すがら、

はて

13時だったかな

午後3時だったかな

ありがちなアレです。

何度も確認したけれど、やっぱり自分のうっかりに対する揺るぎない信頼!

というわけで、バス停で予約表を確認。

ちゃんと15時25分でした(この時14時20分)。

こんな中途半端な時間だと、インバウンドの客はわずか、修学旅行生がちらほらというバス車内でした。

バスに揺られながらも、とにかくお茶を飲み続けました。
がんばって、私の腎臓ちゃん!

病院着。
検査のみなので、受付は直接放射線科の窓口に。
待つことなくCT検査室の待合室に案内されました。

救急指定病院なので、途中で搬送されてきた患者さんがいてバタバタはあったものの、ほぼ時間通りに検査室へ。

入ってすぐに私を迎えてくれたのは高橋洋子さん。

ケモ室は毎回謎懐メロがかかってますが、ここはどうもアニソンばっかりの模様。

カーテンで仕切られたブースに通されて、金属製の物は外すようにという指示。
ただ、胸から腹部のCTなので、首から上の金属はOKとのことでした。

念の為
「ウィッグなんですが」
「あ、大丈夫です、そのままで」

ということ。
一応、こめかみに金属を使っていない、いわゆる帽子ウィッグにしてましたので、このままで。

上衣は、ストラップなど金属のついているものは外すようにと壁の張り紙。

多分そうだろうなと、これを着てました。

多分、腕が上がらなくなっても下から着られるゆったりしたタンクトップです。
完全無縫製なので、傷口にも優しいはず(なお、手術は真冬)。
この夏ずいぶんお世話になりました。

が、何が写り込むかわからないので(こういう時はビビりです)、上は脱いじゃいました。

下は、ズボンやスカートは脱いでくださいと書いてあったので、ついでやし、着圧レギンスと靴下も脱ぎました。

そうそう、造形剤は体重によって量が決まるので、体重も聞かれました💦

結局、パンいちの上に検査着を着て臨むCT検査。

検査着は右脇で紐で結ぶガウンタイプですが、左前が右脇のポケットにかかるのはデザインミス?
それならポッケは左にあったほうがいいのでは?

と、いよいよ、まな板の上の豚。

靴のまま台に上がると、足を軽く固定されました。

CT検査もバンザイの姿勢で、「息を吸って、止めて」があるそうです。

まずは、造影剤なしでの撮影。

ちょうど視線の先のモニターに、バンザイの姿勢や息を吸ってるような画面が映し出されてました。

が、ずっと息を吸ってるのに、「止めて」がかからない。

あ、着替えてる間に聞こえてきた女の人の声が合図ね!

台が足元の方に動いてしばらくすると、
息を吸って
吐いて
止めて
楽にしてください

のコール。

そして、いよいよ造影剤注入!
一旦バンザイの手を下ろして待機。

乳房MRI検査の時は、別に看護師さん(女性)が呼ばれての点滴でしたが、ここでは案内の男性(看護師さん?)による点滴でした。

チクッとしますよ、という定型文でしたが、痛みは全くなし!
とてもお上手ですね、というと
「僕はいつも痛いって言われてます😢針が細かったからかもしれませんね」
なるほど、針の細さも関係するのね。

で、
「造影剤が入ると体が熱くなりますが、これは正常な反応です。他にしびれや動悸、吐き気など異常があったらすぐに知らせてください」とナースコールのボタンを渡されました。

ボタンを確認しようとする間に、
か、体が熱い!
なに、この体内に巻き起こる熱風(のようなもの)!
体中といっても、胸やお腹周りが熱く感じで、つま先までは行ってない感じでしたが、一気に酔いが回ったような、そんな熱さでした。

そして再びのバンザイ。
左手に点滴がついたままのバンザイは介助してもらいながら。

同じように息を吸って吐いて止めて楽にして、で終了。


ここまで15分ほど。

わりと簡単に済みました。

特に痛みや体のほてりといったものもなく、着替えを済ませて会計へ。

もうね、がん告知以来、医療費に関するリミッター解除されてますので、

7310円

やっすー!(安くない!)

ってなるわけです。
もちろんポイ活✌

相変わらず院内wi-fiが仕事をしないので、バスの中から家族LINEに終了の連絡。

バス車内でもお茶をごくごく飲んでました。 

少し涼しくなったからか、単衣の着物をお召しの方を数人お見かけしました。

襟元の打ち合わせがゆったりとして、帯の上は緩め、下がきっちり、裾すぼまりの私の好きな着付けをされてる方がいらして、眼福でした♥

遅くなるようなら迎えに行く、と相方が言ってくれてたのですが、早く終わったのでスーパーに寄って買い物して帰りました。

真夏ならすぐに帰宅しただろうけど、秋風を感じながら、次のEC療法への闘志を燃やしつつ。


余談

EC療法のうちのエピルビシンは、尿が赤くなると言われてます。
今回のCT検査の造影剤、尿がなんとなく緑がかって見えるのですが。
レモンライム色というのか。
私だけ?








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