『どもり』前半
それは突然、起きました。
次男が当時3歳半。
生活発表会の1ヶ月程前。
それまで、良くおしゃべりしていた次男が
「ぼ、ぼ、ぼ、ぼ、ぼ、ぼ、ぼ、ぼ、ぼく。
き、き、き、き、き、き、き、き、きょうな。」
というように明らかにどもり始めました。
当時5歳の長男と保育園から帰ってきたら、私に伝えたいことを二人してばぁーっとお話していてくれていたから、お兄ちゃんよりも早く伝えたい気持ちと言葉がついていかなくなっているのかな。とも思いましたが
頭の隅には
ストレス??
愛情不足??
寂しい思いをさせてしまっていたのかな??
日々、生活に追われていて、余裕のない子育てがそうさせてしまったのかな?
という気持ちは拭えず、
次男が話している時は家事も手を止め、目を見て聞く。ゆっくりでいいよと伝えていました。
本人はどもっていることにあまり気付いていないようで、あえて私も何も言いませんでした。
そんな中、実家に遊びに行った時。
親 「どもってるやんか。
ほら、ゆっくり言ってごらん!」
次男「ば、ば、ば、ば、ば、ば、ばぁちゃん。」
親 「ば、ば、ば、ばばあちゃんじゃないよ。
ば・あ・ちゃ・ん。ゆっくり言ってごらん。」
何度も言い直させられる次男。
2度目になりますが本人はどもっているということに気付いていない為、その行為が辛かった。
そして私にも
親 「しっかり子どもと向き合ってあげや。
お膝の上で絵本も読んであげや。
早く治してあげないとクセになるで。」
私 (毎日、子どものこと考えてるし。絵本だって 寝る前に何冊も読んでるし。)
言葉にしたら、完全に涙が溢れると思って言えなかった。
母は良かれと思って言ってくれているのは頭では分かっていたが、それからしばらく実家に子どもを連れて行くのはやめようと思った。
小児科に行った時に、ついでに
いや、むしろそっちがメイン。
鼻水の薬なんてどうでも良かった。
私 「最近、どもり始めて、、、、。」
医者 「この時期はそんなに気にすることないけど、気になるなら一度役所の○○の窓口で相談したら、言葉の教室とかのことを教えてくれるよ」
そう言われて、役所に行ってみました。
プロの意見が聞きたかった。そして役所の帰り道、また泣きながら帰りました。
後半に続く。
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